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山賊打線の本格的復調のために必要なこと。(2018年5月19日対バファローズ観戦記)

おはようございます。ライオンズの勝利で一安心しているtthgです。

昨日は大量点を取っての勝利だった。数字だけを見ると打線の復調のように思えるが、実態はそうではない。初めの4点は相手のミスと運だった。先制点は一死三塁での暴投。その後のメヒア選手のツーランは風のいたずら。(打った瞬間本人はバットを投げつけてミスショットを悔しがっていた。)4点目の金子選手のホームインも暴投。出塁もエラーで二つの盗塁はタイミングはアウトなのに相手のミスでセーフになったもの。(特に三盗はリクエストされたらアウトの可能性があった。)

打線としてポジティブな要素を探すなら、試合の態勢が決した後に出た源田選手のタイムリーと山川選手の本塁打である。あと一本病にかかっていた打線の状況を考えた時に、源田選手のタイムリーは価値がある。また、結果を焦って無茶振りが目立ち始めていた山川選手に一本出たことは大きい。

しかし、これらはあくまでも、大量点を取った後に出た結果に過ぎない。「この一点が絶対に欲しい」という重圧の中で結果を出したのであれば本格的復調の兆しと言えるが、ノープレッシャーの中一本打っただけでそう評価することは難しい。各自の調子が落ち気味の現状で、「ここでどうしても一点欲しい」という重圧の中ヒットが出るとは言い切れない。

ただし、「結果的に勝った」という事実は意味がある。昨日も負けていたら、「連敗中」という重圧がかかる。それは打線の「後一本病」を更に重症化させる。それを回避しただけでもだいぶましである。打者には、昨日の勝ちを一つのきっかけとして浮上して欲しい。ノープレッシャーであれば打てるのだから、精神的に落ち着いて打席に立てれば打てる技術はあるということだ。波に乗れば球界屈指の右腕である則本投手をボコる実力があるのだから、いかに平常心で打席に立てるかが重要である。

今日は前回登板で攻略できた田嶋投手。うちは今一番信頼できる榎田投手。少なくとも5回までは失点しても2-3点である。早い回で大量点を取ってあげる必要ない。6回表までに田嶋投手を攻略できれば勝てる。そう考えればかなり精神的に楽になるはずだ。間違っても鬼門であるヤフオクでのホークス戦前に絶対に勝っておきたいなどと考えてはいけない。(ファンとしては絶対に勝ってほしいが。)精神的余裕をもって今日の試合に臨み結果を出すことが、山賊打線復調に不可欠である。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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