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取りこぼしてはいけない試合で結果を出した開幕戦(3/30対ファイターズ)

おはようございます。開幕戦勝利の余韻を噛み締める朝を迎えたtthgです。

お品書き
・取りこぼしてはいけない試合で結果を出した開幕戦
・本調子でないエースを助けた打線に見えた希望
・森選手DH起用に見えた不安要素
・外崎選手はもっと上位で観たい

・取りこぼしてはいけない試合で結果を出した開幕戦
開幕戦勝利は本当に嬉しい。まだまだ発展途上のライオンズだから、シーズン序盤で勢いをつけて戦うことは非常に重要だ。その意味では最高の滑り出しである。しかし、一方で「勝たなくてはいけない試合」だったことも事実だ。申し訳ないが、球に力はあっても細かい制球力ロドリゲス投手は開幕戦のスターターを務める器ではなかった。近藤選手のバットコントロールとレアード選手の一発以外
打線に怖いところはなかった。そのファイターズ相手にエースを立てた昨日の試合はライオンズにとって取りこぼしがゆるされない試合だった。横尾選手、中田選手、アルシア選手、あたりが覚醒しない限り今後もファイターズ戦は取りこぼしを如何に少なくするかという戦いになるだろう。(うちの不安定な先発投手陣では今のファイターズにも打たれる不安はあるのだが)

・本調子でないエースを助けた打線に見えた希望
ハッキリ言って大量点をもらうまでの菊池投手は制球に難があり、本調子ではなかった。ロドリゲス投手が3点ぐらいで耐えていたら危ない展開もあっただろう。しかし、打線が大量点で援護して菊池投手の気持ちを楽にしたことで、菊池投手の投球内容が完全に変わった。おそらく多少甘くても良いからストライクを投げるという意識が制球を改善させたのだろう。ロドリゲス投手の制球が多少甘かったとは言え、打線がエースを助けて勝った意味は大きい。それもヒットで打線がつながった結果の大量点は本当に価値がある。もちろんホームランという飛び道具で大量点を取るのも今のライオンズの武器だ。しかし、いかにホームラン打者が沢山いてもそれだけで勝ち続けることは難しい。特にエース級の投手からはホームランは難しい。ここぞという場面で1本のヒットで勝てる展開もどうしても必要だ。OP戦であと一本が出ない病が深刻だった打線がつながった点は今後に向けて非常に大きいプラスである。

・森選手DH起用に見えた不安要素
今シーズンは捕手メインと言われていた森選手がDHで起用された。メヒア選手と中村選手に不安がある中で、栗山選手や松井選手を使うと長打力という打線のストロングポイントがそがれるという現実を考えた時に妥当な選択だとは思う。しかし、森選手のDH起用は炭谷選手への代打策が難しくなるという弊害を生む。岡田選手が万全だった去年も負けている展開で早い回に捕手へ代打を使うと、終盤で代打を使うとDH解除という問題を抱えていた。さらに今年は岡田選手が肘に不安があり一軍のOP戦にほとんどでていない。岡田選手を躊躇なく使えないとすると、森選手DH起用時に炭谷選手への代打は現実的に難しい。岡田選手の状態次第では森選手のDH起用はもろ刃の剣になりかねない。

・外崎選手はもっと上位で観たい
開幕7番スタートだった外崎選手が4安打と大ブレーク。今日のように打撃に確実性があるなら、足も長打力もある外崎選手が7番はもったいない。1番ないし3番で使って浅村選手を5番で使えばより厚みがあり、いやらしい打線になると思うのだが。

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