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開幕から結果を出し続けたライオンズ打線の圧力が益田投手の心を破壊した(4/20対マリーンズ観戦記その②)

8回表、マリーンズは無死一塁で三木選手にバントを指示した。結果バントは成功だったが、今のライオンズ打線を考えた時に「一点で良いの?」と思っていた。その疑問は裏の攻撃で現実のものとなった。

8回裏の攻撃で大きなポイントの一つは中村選手の四球だった。長年チームに貢献してくれたレジェンドにはこういう事は言いたくないが、昨日の中村選手は全く恐るに足らない存在だった。しかし、益田投手はその中村選手なのに、パニックに陥り、完全に逃げの投球で四球を出してしまう。ここでチャンスが拡大した事が本当に大きかった。所詮1割の打者でしょという気持ちで、益田投手が中村選手に対峙していれば、違った結果もあっただろう。

益田投手がメンタル的に弱い傾向があるという要因もあろうが、ここまで開幕から常にビッグイニングをつくり続けて来た打線の圧力も無視できない要因だ。特に、8点差を2回で逆転した直近の試合の結果は益田投手のメンタルに相当影響を及ぼしたはずだ。爆発をはじめたライオンズ打線と対峙すると、不調の中村選手相手ですら恐怖を覚える。そんな状況である。何度も言っているが、今のライオンズは打ち勝つしかないチームだ。そう考えた時、開幕からの積み重ねた結果により更に圧力を増すという好循環が発生しつつある事は今後に向けてポジティブな要素だ。

観戦記その③へ続く。

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