おはようございます。久々に試合後スッキリした気分になれたtthgです。
お品書き
・エースの失敗を未来のエース候補が取り返した試合
・ほぼtthgの提案が実行された打線
・攻め方次第では美馬投手はもっと早くノックアウトできた
・イーグルスベンチは美馬投手を潰す気か
・エースの失敗を未来のエース候補が取り返した試合
一昨日の試合でエース菊池投手が6回までしかもたず登板過多の中継ぎ陣に頼らざる負えなかった。そのエースの失敗(厳しい様だが、菊池投手への期待を込めて敢えて失敗と言いたい。)を未来のエース候補の多和田投手が完投で取り返した。多和田投手は出来不出来のハッキリしたタイプだが、昨日は良かった。(正確に言うと立ち上がりは若干不安だったが早い回に点が入って安定した。)菊池投手の渡米が近い状況なだけに次を担う投手が必要な状況である。多和田投手は、十亀投手と並んでその候補の一人である。是非、昨日のように毎回一人で投げ切ることを心掛けて欲しい。技術的なことを少し触れると、昨日はスライダーが少なく、チェンジアップ気味のフォークと緩いカーブが目立っていた。昨シーズン下記の記事でスライダーとシュートの横の変化で勝負すべきと書いたが、スライダーの制球を磨くよりフォークとカーブでタイミングを外す投球のほうがあっているのかもしれない。
・ほぼtthgの提案が実行された打線
昨日の記事で中村選手、メヒア選手、金子選手のうち一人だけ使うべきと提案したが、ほぼ昨日はその提案通りの打線だった。一人使われた金子選手が四球と犠飛で貢献したので今日の起用法は難しいところだが、昨日の結果だけで三人の中から金子選手をレギュラーとして選抜するには心もとない。各人にテスト的な意味での併用であることを明示して競争させるべきだろう。中村選手とメヒア選手に代わって出場したレジェンド二人も内容のある打球を飛ばしていたし、好調炭谷選手がベンチだったことも踏まえれば、高いレベルの競争ができそうで喜ばしい。
・攻め方次第では美馬投手はもっと早くノックアウトできた
イーグルス美馬投手は4回に立ち直りの兆しが見え始め、5回、6回と三者凡退であった。この5回、6回の攻撃は正直不満である。美馬投手のレベルの高い投手だから復調すれば簡単には打てない。しかし、4回までで美馬投手は84球投げておりスタミナ的な不安を抱えていた。復調気配の美馬投手から簡単にヒットが打てないなら球数を投げさせてスタミナを削り取る作戦にでるべきだった。100球を超えれば球威が落ちたり、一本ヒットがでたところで交代も有り得る。7回になってようやくその作戦を実行したわけだが、それでは遅い。5回や6回で交代のほうが投手起用は難しい。そこを抑えても次に出す投手に困るからだ。スタミナ切れを起こしても続投したり、よりレベルの低い敗戦処理の投手が出てきたりと有利な状況を作り出しやすい。結果的にイーグルスは120球を超えても美馬投手頼みだったわけだが、それが5回や6回に起こり加点できれば、より勝利は確実なものになった。同じ三者凡退でも意味は全く異なることを理解して状況に応じた作戦をとって欲しい。
・イーグルスベンチは美馬投手を潰す気か
上記にも触れたが、120球を超えて球威も落ちていた美馬投手をイーグルスベンチは続投させてきた。中6日の日本で中4日のアメリカの常識である100球にこだわりすぎるのは良くないとしても、これはやりすぎである。球威が落ちているという事は疲労が相当程度あることを示唆している。その中で投げ続ければ怪我のリスクが高い。蓄積疲労による怪我もさることながら、関節等に無理な投げ方をして一発でシーズン絶望のような怪我も起こり得る。開幕数週間でこんな無茶をするのはリスクを負いすぎである。美馬投手が離脱すればライオンズ的にはありがたいが野球が面白くなくなる。イーグルス首脳陣には猛省を即すとともに、ライオンズ首脳陣には反面教師として強く意識することを勧めたい。
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