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投手陣が打者の信頼を得る礎となる完封リレー。しかし、まだ課題は多い(2018年6月1日対タイガース観戦記)

おはようございます。エースの復帰登板を生観戦して先ほど夜行バスで帰宅したtthgです。

昨日の勝利は大きい。大いに打者の信頼を損なう投球を続けていた投手陣が踏ん張った。エース菊池投手を筆頭に完封勝利。しかも、打線が岩貞投手を打ち崩せず2点しか援護のない中でのことである。昨日は紛れもなく「投手で勝った試合」だった。今シーズンは大量点を取って精神的に楽な展開で投手陣が結果を出す試合は良く見かけるが、昨日のような純粋に投手力で勝ちをもぎ取る試合というのはほとんどない。ひょっとしたら今季初?と思うぐらいである。

そんな中で、昨日の試合の勝ちは非常に大きい。昨日投手と打者の信頼関係について書いたが、昨日のような試合を積み重ねることによって、打者も「この間は投手に助けてもらったから」という思いで頑張れる。「今日は投手陣を楽にしてあげたい」「今日は投手陣が撃ち込まれたけど何とか逆転したい。」そいうい思いで必死に打者が頑張るためには、昨日のように「投手に助けてもらった」と打者が感じる試合が重要だ。お互いに助け合う試合を積み重ねることで、秋の勝負所で発揮すべき「チーム力」が形成される。是非一試合でも多く昨日ように点を取れない試合で投手で勝つ試合を増やしてほしい。

しかし、昨日の試合も手放しで喜べるわけではない。

菊池投手は球威は戻っていたので肩の状態は相当回復したのだろう。しかし、制球は決して本来のものではなかった。不調のタイガース打線が振り回してくれて助かったという面があることは次回以降への課題である。野田投手はまた1回持たなかった。(もう少し監督が我慢して使って育てることも必要だと思うが。)平井投手は苦手の左打者の外へ落ちる球(スローの握りをみるとスプリットないしツーシーム?)は良かったが、鳥谷選手を打ち取ったスライダーは真ん中のホームランボールだった。ワグナー投手は制球できていたが、球速が落ちており疲労が懸念される。増田投手は、火曜よりは良かったが相変わらず本来の球威はなく、20球を超えた福留選手の打席は制球もばらついていた。(スライダーの球威だけは140越えと評価は難しいが、メラドで140中頃のストレートは遅い。)体調面の不安はまだ残る。

さて、今日も試合は続く。明日は榎田投手だから、今日も中継ぎ陣を沢山使う展開は避けたい。毎回同じことを言っているが、多和田投手には長い回投げて欲しい。最低でも7回終了まで投げて欲しい。また打撃陣は早い回に点を取って今日は投手陣を助けて欲しい。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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