今の立浪監督が来年の松井監督になってもおかしくない。

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今晩は。立浪監督と松井監督がダブって見えるtthgです。

ドラゴンズの立浪監督はネット上で非難されまくりである。立浪監督はドラゴンズ出身のスター選手で、彼の現役時代からのドラゴンズファンという方も多い人物である。現役時代応援していたスター選手がファンから総スカンを喰らうというのは決して気持ちの良いものではない。特に立浪監督個人を熱烈に応援していたという人に取っては複雑な気持ちもあるだろう。昔からのファンで今となってはもう立浪監督を擁護できないという人でも、当初はもう少し多めに見てもという人もいたはずだ。tthgは首脳陣としての能力を精査しないで生え抜きスターを監督にするという事に反対であるが、ファンの心情として自軍に長年貢献してくれたスター選手が監督としても活躍して欲しいという気持ちは理解できる。またそれが成功した場合にはファンの熱量は外からの人材登用よりも大きいものになる。だが、それが失敗した時のファンの落胆もそれに比例して大きい。



そして、tthg的にはライオンズ松井監督も来季散々な結果になった暁には立浪監督と同様の立場に追い込まれるのでは?と危惧している。既にX上ではシーズン中からファンからかなり手厳しい声も上がっていた。立浪監督と同じPL出身なので、(実際には違っても)似たような思考になりがちでそれが今の選手に合わないのでは?と疑いたくなるという事情もある。

それ故、来季結果を残さないと松井監督の立場は厳しい。だが、今のチームで勝てるのか。今季のチーム成績については打線がどうやっても打てない時期が長すぎてベンチの力で抗えるものではなかったという側面もある。しかし、2018年の引退後継続的に育成面を含めてチーム作りに関わりながら今年結果を出せなかった以上、現状の戦力で勝てるチームを作る能力が松井監督にあるのか?という質問には厳しい回答にならざる得ない。

しかし、下記の記事で書いたように球団はFA補強には後ろ向きである。

ライオンズ経営陣が「投資しなくても儲かるならそれで良し」という体制でない事を願いたい。

さらに今日のニュースでは育成昇格用に支配下を「最低5」も残す方向とGMから説明されている。

現状ライオンズの支配下は2023シーズン末で69。そこから引退と退団’が16(韓国への移籍報道のエンス投手含む)でドラフト獲得が7。69-16+7=60が現状となる。(正しくは、炭谷選手獲得が抜けていたので61です。2023年11月25日追記)退団には外国人が4含まれているのでその分を獲得すれば64(上述の理由により65が正しいです。)になる。GMの「最低5」という言葉からすれば、6枠でもおかしくはなく、これが基本線となりそうである。山川選手と平井投手のFA次第では多少誤差はあり得るが人的保障を選んだ場合は枠は変わらない。

これらの状況を踏まえれば、今季との違いは佐藤龍選手と渡部選手、蛭間選手が昨年よりも期待が持てるぐらいだが、それとて通年の実績はなく不確定要素は大きい。マキノン選手も2年目に同じだけできる保障はないし、骨牙コンビもまた年齢を一つ重ねる。結局来季も今シーズンと同様外国人と育成が当たるか否かという戦力である。

それでは、今季と同じ轍を踏む可能性は十分にあり、今の立浪監督が来年の松井監督になっていてもおかしくない。自軍のスター選手を監督にして20年来のファンの心を掴もうとするなら、勝てる戦力も用意するべきである。そうでないと、選手時代からのファンの心は余計に痛むし、その反動は大きい。球団の払う代償もそれに比例する。ライオンズは今こそ補強に動くべきだ。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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