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古賀選手は本番でマスクを被る機会を増やすために9回のチャンスでタイムリーが欲しかった。(2023年11月10日侍ジャパン練習試合)

今晩は。色々あって金曜日に新潟往復した関係で更新が今になったtthgです。

遅まきながら、金曜日行われた侍ジャパンの練習試合を観たのでその感想を。まず全体の感想としてはジャパンのほうが9回無得点というのは気になる。確かに良い当たりが正面をついた不運はあったし、ヒットは7安打で全く打てていないわけではないが、一軍実績に乏しい松井投手や堀田投手相手に無得点というのはいただけない。特に初回の一死一、二塁で併殺を打った牧選手と、二回の二死満塁からファーストフライを打ち上げた藤原選手。超短期決戦の先制点は非常に重い。そのことを踏まえるといずれも先制点の可能性のある場面であり、課題の残る結果だった。


ライオンズの選手では古賀選手が途中出場で二打数一四球。四球は9回二死一、二塁からのもので価値のある四球だったが、古賀選手の立ち位置としてはヒットが欲しかった。古賀選手は板倉選手とスタメンを争う立場だが、板倉選手の打撃での実績はぴか一であり、打撃でアピールしないといけない。チャンスで四球も重要だが、タイムリーとは印象度が大きく違う。特に今日は打線がタイムリー欠乏症だっただけに一本打っておけばアピール度は高かった。古賀選手の成長という観点から言えば、日本代表として本番の試合でマスクをかぶるというのは非常に重要なことである。それ故練習試合とは言え打撃でもインパクトのある結果を残してアピールしたかった。是非次戦は打撃でアピールしたい。

隅田投手は二回で3三振を奪って無失点。岸田選手に打たれたツーベースはど真ん中だったしボール先行の場面もあった。制球がシーズンより若干悪かったように思うが、まずまずである。本番3試合という事を考えると、実績的に余程明日乱調でなければ今井投手が先発濃厚で、赤星投手、早川投手、根本投手と隅田投手で残りの2先発を争うことになる。今日ジャイアンツ相手に失点した赤星投手よりは隅田投手がよさそうである。早川投手についてはそれなりの出来だったが三振が3イニングで一つだけ。早川投手と隅田投手は甲乙つけ難い。明日根本が余程よくなければ隅田投手と早川投手になりそうである。上述の古賀選手の出場は普段バッテリーを組んでいる今井投手と隅田投手が先発するか否かという点も関わってくるのでライオンズファン的には二人が先発を任されるかどうかを注目したい。

気になるのは今日4タコの牧選手。いくらDHで負担は軽いとは言え春のWBCに出て、シーズンはCS出場。更に秋に侍である。さすがに休みがなさ過ぎて酷に思える。本人の意思で出ているで問題ないと言えばそれまでだが、代表クラスの選手の怪我や不調は日本球界としても大きな問題であり、選出の是非を考えないといけないのではないだろうか。

最後にジャイアンツ側で目立っていた萩尾選手について。二安打で一タイムリー。赤星投手の外目のスライダーが浮き気味だったとは言えコースは非常に厳しいところだった。それをチャンスでヒットにしたのは素晴らしかった。まだ一軍実績はないがドラ2で期待の大きな選手だけに来季どうなるか注目しておきたい。その二安打している萩尾選手に8回一死一塁でジャイアンツベンチはスリーバントまで命じてバントさせた。得点期待値という意味ではあまりお勧めできないが、一軍で試合に使われる際には確固たるレギュラーでなければバントも命じられるし、そこでバントできなければ二軍行きになる。その文脈で言えば一軍実績のない打者に二軍の実戦でバントをやらせる意味はある。そこまで考えてバントをさせたのであればこの作戦も理解できる。

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