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古賀選手の先発マスクはなかったが、ピンチバンターとして貴重な経験値を得たことは大きい。(アジアプロ野球チャンピオンシップ2023決勝)

今晩は。痛恨の録画ミスをしたtthgです。

今日の試合を録画していると思い込んでいたらできていなかった。テレビをつけたら7回表。気を取り直して観戦したら、10回1点差のタイブレークの先頭に代打古賀選手でバント。これが成功して牧選手敬遠後に坂倉選手の犠飛で同点。結果的にサヨナラの起点になった。tthg的には古賀選手がこうした使われ方をすると想像していいなかったのだが、確かに巨人との練習試合でタイブレーク想定の練習を10回にやっていてその時も石橋選手が代打で出てバントだった。この時石橋選手が失敗したのであまり気に留めていなかったのだが、こうした起用をするという事は本番でもやる可能性があったということだ。今回選出メンバーでシーズン中にバントを命じられる選手は古賀選手か石橋選手しかおらず、古賀選手のほうがキャリア通算でも一軍で犠打成功回数が多い。それを踏まえればバントなら妥当な人選である。できるなら一発勝負の決勝で捕手としてマスクを被ってほしかったが、絶対に失敗できないピンチバンターでサードフォースプレーの場面で成功した経験は経験値としては大きい。


ただ、正直タイブレークのバントは正解なのか確信が持てない。特にピンチバンターは作戦がバントに偏りがちである。相手がシフトを極端に敷いてギャンブルしてきた時に古賀選手の打力でバスターを命じる勇気を持てるかというと正直疑問である。今日の表の攻撃で韓国側が失敗して併殺だったし、上述の練習試合では石橋選手が三振している。この場面のバントの難易度は極めて高い。バントというアウトを差し出す作戦で成功率が低いというのは厄介な代物である。

この場面で理想的な代打はバントの成功率が高い上に、相手が極端なシフトを敷いて来た時にバスターで三遊間や一、二塁間の空いているところを狙い打てる選手である。かつての宮本慎也氏とか狙い打ちできる選手がいれば良いが、そもそもレギュラー野手にバントをする機会が減っている昨今、こうしたタイプはあまりいない。それゆえタイブレークの先頭打者というのは今後国際大会を戦う上で、ベンチに誰を置くかという事を含めて考えていかないといけない問題であるように感じる。

最後に優勝した事の意味について。大会規模からすればWBCや五輪に比べると劣るわけだが、「勝った」という経験値は小さくはない。今のメンバーは次回のWBCなどで主力にならないといけない面々である。今はポストシーズンもあるので超短期決戦での勝った経験というのは所属チームにも大きい。古賀選手もそこで結果を残したことは素直にうれしい。

追伸:今井投手の投球は観戦できなかったので何とも言えないが、この試合で先制されてしまったことは残念である。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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