今晩は。古賀選手の打席だけ異常に集中して見ていたtthgです。
木曜から腹痛で侍ジャパンの試合を観ることができなかったのだが、今日は録画を観戦できた。既に決勝進出が決まっていたのでtthg的な関心は古賀選手がどれだけアピールできるかという点が大きかった。結果3打数0安打2四球。マスクを被っては5回ノーヒットで無失点。打席で唯一凡退した打席も右方向に良い打球を打っておりシーズン終盤からの好調を維持している様子。初見の相手には上々の結果だった。ただ、オーストラリアの全体的なレベルはあまり高いとは言えず明日の決勝に向けて猛アピールかというと微妙である。明日自チームの今井投手先発なのでそれを理由に先発マスクを古賀選手にして欲しいという気もするが、2戦目の隅田投手先発時も坂倉選手だったので、今のベンチはそこは重要視していなさそうである。あり得るとすれば板倉選手が大会本番で1割という低打率なのでそれが理由になるぐらいか。ただし、それならタイムリーでアピールした第三捕手の石橋選手のほうが妥当という気もする。
正直、国際大会におけるベンチ捕手の扱いというのは難しい。今回のように超短期決戦の場合は先発投手が二回投げないので他の捕手を使う余地は増えるが、それでも練習試合と本番で先発捕手が違うというのは先発投手にとってリスクになる。WBCの本番などでは、良いピッチングをして勝った先発登板の次回登板時に捕手を変えるとかは尚更やりにくい。(なお明日の今井投手と古賀選手の場合、自チームの捕手に戻るというレアケースなので例外ではある。)
更に、ユーティリティで捕手を守れる選手が限られるため、万が一代打や代走後の第二捕手の怪我に備えてほぼ出場機会のない第三捕手まで選出されるのが通例である。今回は石橋捕手がその役割だが、今日消化ゲームにならなければ出場機会はない等しかっただろう。
結果的に古賀選手と石橋選手は消化試合故出場機会は得られたもののアピールの機会は非常に限定的である。今日のオーストラリア相手では基本的には抑えて当たり前なので無失点がアピールにならない。古賀選手の場合3打席中2打席まともにストライクがこなかったので選球眼のアピールにすらならなかった。石橋選手はタイムリーを打ったが日本が押せ押せの状況でオーストラリア側がまともな精神状態ではなかった。この状況で明日の先発を勝ち取るだけのアピールをするのはほぼ不可能である。また、第三捕手まで選んでいるが故にベンチ二人の出場機会が分散して更にアピール機会は減っていた。
個人的にはせめて代表の第三捕手はたのポジションもできるタイプを選ぶのが良い気がする。例えば日本シリーズで外野をやっていた森選手などはDHで使っても十分な打力がある。頓宮選手なども万が一の時は守れるし打力も通じる。彼らを選んで打線に組み込んでおけば第三捕手を専業で選ぶ必要はなくなる。今回のように本番でない大会はオーバーエイジ枠なら代打兼第三捕手でイーグルスの岡島選手あたりを選んでおくのもありである。(岡島選手なら選手晩年の代打への転向を見据えて本人の経験値としても貴重である。)
いくら若手中心のチーム編成とは言え、チームの秋季キャンプをパスして代表にきているわけなので、試合に使わない選手をできるだけ少なくするという観点も重要であろう。
最後に佐藤隼輔投手について。今日は良くないときの佐藤投手で全く制球ができていなかった。それだけならまだしも直球が140中ごろしか出ておらず状態が心配だった。中継ぎとして年間通して使われただけに、今年の水上投手のように疲労で難しい状況になっていないことを願いたい。
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