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好調中村選手をベンチに下げた打線が無援護を続けるうちに、エンス投手が持ちこたえられず。(2023年4月32日ライオンズ対バファローズ)

今晩は。知人のラインで録画観戦前に勝敗を知ってしまったtthgです。

エンス投手が6回に捕まり、森脇投手も火消しできずで4失点したところが一つの分岐点だった。エンス投手は初回から良い角度で外野まで運ばれる当たりが散見され、前回よりも出来は微妙だった。それでもそれが野手の正面をつく運もあり球数少なく6回まで無失点で来た。そこでゴンザレス選手に一発レフトスタンドに放り込まれてから決壊してしまった。出来が微妙という事を根拠に茶野選手のヒットぐらいで見切るという選択肢も理論上はあり得るが、現状の中継ぎと球数を考えれば、事実上続投の一択だった。むしろこの回で惜しまれるのは太田選手のサードエラーでの出塁。これをマキノン選手が捕球してアウトにし、エンス投手が一息ついて持ち直せたかもしれない。


ただ、それでも結果が変わったと強く言える要素はない。むしろもっと大きな分岐点は前半の拙攻である。2回と4回にいずれも一、二塁で打席が回ってきたペイトン選手が凡打したのは痛かった。特に、無死一、二塁で回って来た2回に進塁打すら打てなかったのは痛恨の一撃だった。一時期結果を残していたペイトン選手はまた開幕直後のような泥沼にはまりつつある。

そのペイトン選手をラインナップに残して中村選手をベンチに下げる采配は理解に苦しむ。栗山選手を使いたいならセンター金子選手、レフト栗山選手でペイトン選手を下げるべきである。中村選手はDH起用なのだから、常時出場でもリスクは少ない。ペイトン選手の代わりに好調中村選手が入っていれば、上述の二つのチャンスで点が入った確率は高まる。ベテランに異様に手厚く休みを与える采配はバランスを欠いていると言わざる得ない。

もう一つ指摘したいのは、5回一死一塁からリクエストで判定を覆して出塁した金子選手が愛斗選手のセンターフライ時に飛び出してアウトになったプレー。ヒットエンドランなので仕方ない面はあるが、今回はセンター方向のフライだったため、金子選手打球を見て一、二塁間で減速している。減速するぐらいならサードは無理なのでもっと一塁よりに止まって様子を見るべきなのにセカンドまで走ってしまった。その結果アウトになっている。もうベテランというべき年齢なのにこういう雑なプレーをしているようであれば、鈴木選手か若林選手を優先して使うべきである。

最後に、今日唯一良かったと思うのは佐藤選手。4回にあわや先制のタイムリーという大飛球をセンター方向に飛ばしている。これが抜けていれば、2点入った可能性が高く大きく試合は変わっていた。サードは山川選手が戻るまでは明確に空きポジションだし、マキノン選手次第では山川選手復帰後も空く可能性がある。キャリア的も多くのチャンスがあるとは思えない佐藤選手にはここで生き残りをかけて頑張ってほしい。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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