高校野球の弊害から金の卵を守るため中学生をドラフトで指名すべき。
今晩は。tthgです。今回はドラフト戦術です。
ドラフトで中学生を指名してはどうだろうか。ドラフトの制度上は中学生指名は可能だし、義務教育が終わっているから、中卒で就職しても全く問題はない。高校野球は、野球の技術を習得するうえでは大きなメリットはあるが、弊害も多い。甲子園ではプロでは絶対にありえない虐待とも言える連投が平気で行われ、報道レベルで怪我が明らかな場合ですらそれを止める人はいない。ハッキリ言って、甲子園常連校にとって一番大事なことは「自校の知名度」であり、野球界全体の繁栄ではない。100人を超えるような部員を抱え三年間まともに試合すらできずに終わったり、睡眠時間に支障をきたすような時間まで練習して、野球以外に必要な教育機会を奪われたりする。
こうした、弊害から将来のスター候補を守るために、高校年代からプロの球団が育てるという方法は十分に検討に値する。適切な肉体の訓練と共に、夜間高校に通わせるなど、勉学の面でも配慮するなど、高校野球の弊害にも対処した形での育成は十分可能だと思う。
技術的な面で言えば、プロのコーチが最新の知見をもとに科学的なトレーニングや食事などを含めて総合的に鍛えていけば、高校野球と同等又はそれ以上の経験値を積むことが可能だろう。2軍で鍛えるとしても、プロである他球団との試合は、レベル差の激しい高校野球の県予選を戦うより経験値は上だ。最近では関東には独立リーグもあるから、そこと交流戦でもやっていけば、試合数だって稼げる。
無茶な連投で壊れる選手はいないし、怪我のケアだって段違いの対応ができる。仲間から「お前が投げないで負けたらどうするんだ」という理不尽な要求に忖度する必要だってない。選手側からしても「夜間高校に通いながら、高校卒業までは育成に専念するけど、給料払う」と言えば、是非行きたいという者もいるだろう。特に家計の苦しい家庭の選手などは率先して手を挙げるに違いない。そうやって手塩にかけて育てれば、栗山選手や中村選手のようなライオンズ愛に富むレジェンドが育つ可能性だって高くなる。
育成で400万の給料と割り切れば、4,000万で10人雇える。それを3学年そろえても1億2千万。あたりが少ない外国人ガチャをひくの諦めれば、十分おつりがくる。また、当たりを引いても数年で億とか積まないと契約できない外国人補強より期待値は高い。どうしても、即戦力が必要なら、予算の範囲以内で日本で実績のあるタイプをそこそこの額で拾って数年活躍してもらって、年俸が高騰したら諦めるというスタンスで十分だ。
ライオンズの球団幹部のみなさん。中学生指名真剣に検討してはいかがでしょうか。
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