現時点で監督が「外崎選手をレギュラー」と明言してしまう状況は厳しい。
今晩は。今年のライオンズの打力が心配なtthgです。
下記の記事によれば松井監督が山川選手、源田選手、外崎選手以外はレギュラーは白紙と語ったとの事である。
前後の文脈まで確認できていないので、松井監督の判断の良し悪しについては触れない。しかし、ここで外崎選手がレギュラーと言わざる得ない状況は辛い。
外崎選手の守備での貢献と源田選手とのコンビの習熟度を考えると外崎選手をセカンドから外すという選択はしづらい。一方で、外崎選手のこの3年の打撃成績はおよそレギュラーには心許無い。打力の方で外崎選手を圧倒できそうな選手がいるなら外崎選手と競争させてレベルアップを図りたい所である。
だが、現実には打力だけでも外崎選手を圧倒できそうな候補はいない。2021の呉選手に一応可能性はあったが、去年伸び悩んだ現実からすれば候補にはなりづらい。少なくとも守備面での外崎選手の貢献を差し置いて競争の土台に上がるレベルではない。その他のセカンド候補は滝澤選手ぐらいで外人もセカンドは対応していない。
これらのことを総合的に判断すれば当面外崎選手がレギュラーというのは妥当である。だが、外崎選手が、打力が明らかに不安なのに監督からレギュラーを公言されてしまう現状はライオンズの育成や補強戦略が十分ではい事の証左でもある。特に今年は打てる捕手である森選手の流出で打力の低下が見込まれる状況なので、尚更他のポジションの打力は底上げしたい。それなのにこの時点で外崎選手がレギュラーと言わざる得ない現実は、厳しい。
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