ライオンズはフジテレビへの試合映像の提供を中止しなくてはならない。
おはようございます。tthgです。
今回は、フジテレビに浮上しているアナウンサーを芸能人に性上納したとされる疑惑と、それが西武ライオンズに与える影響について。この問題はまだ疑惑の段階に過ぎないが、フジテレビがライオンズの試合中継を担う重要な放送局であることから、球団としての対応が必要である。tthgはライオンズは過去に山川穂高選手の不祥事に対して厳格な処分を下したが、同じ倫理基準をフジテレビとの契約にも適用すべきであると考える。その理由を以下に詳述する。主な内容は以下の通り。
1.確かに今は「疑惑」だが、ライオンズはこれを放置できる立場にない。
2.その理由は「疑惑の」山川選手に厳しい対応を取ったこと。
3.弱くて二枚舌では救いようがない。
4.総括
1.確かに今は「疑惑」だが、ライオンズはこれを放置できる立場にない。
フジテレビが自局のアナウンサーに芸能人との性的関係を組織的に強要した、ないしその種のトラブルを握り潰した疑惑が週刊誌による報道によって世間に広がっている。現時点では確定した事実は少ないが、芸能人側が和解の成立について言及した以上なんらかのトラブルはあった事は推定される。フジテレビはライオンズの全主催試合を中継する重要なパートナーである。しかし、今のライオンズはそれが理由で、こうした疑惑が放置してはいけない立場である。
2.その理由は「疑惑の」山川選手に厳しい対応を取ったこと。
その理由は一昨年、山川穂高選手が不祥事の疑いを受けた際、ライオンズは「疑惑の段階」において厳しい処分を下した事だ。球団は選手を即座に二軍に降格させ、その後無期限の出場停止処分を課した。しかし、今回フジテレビが疑惑を抱えた(しかも個人の問題ではなく、組織ぐるみの悪質性もある)にもかかわらず契約を継続するとなれば、山川選手のケースと矛盾が生じることになる。選手個人に厳しい処分を課しながら、重要なパートナーである放送局には甘い対応をするならば、それは二枚舌と批判されても仕方がない。球団としての倫理基準に一貫性が求められる局面である。
3.弱くて二枚舌では救いようがない。
フジテレビとの契約を見直すにあたり、違約金が発生する可能性はあるし、短期的に放映権収入の減少という問題もありえる。しかしながら、それが理由で一貫性のない対応をするとするならば、ライオンズは「お金を払ってくれるお客様」には優しいがスポンサー離れを招く選手の不祥事には強く出るという組織だということになる。そこにあるのは儲かるか儲からないかという基準であり、倫理観などは全く感じられない。そもそも疑惑の段階で対応するのは倫理観として?な部分もあるが、そこに一貫性もないとなると、救いようもない。
4.総括
今回の件は、ライオンズにとって倫理基準と収益のバランスを問われる重大な試金石である。球団がフジテレビとの契約を継続する場合、山川選手への対応との矛盾をどう説明するのか。一方、契約を解除する場合、短期的には収益減少や中継体制の再構築といった課題が生じるだろう。しかし、長期的な視点に立てば、筋の通らない組織になる事はリスクが高い。そうした組織が長期的に繁栄できるわけがない。勝てないのは相手のある事だからある程度仕方ない。(もちろん今のライオンズは「ある程度」の範疇ではないが)たが、筋の通らない組織になる事はもっと問題である。最低限の規律が保たれなければ、組織を良くして行くことは難しい。歴史的な低迷期にあるライオンズは様々な改革を行う必要があるが、その時に組織に最低限の規律がなくてはお話にならない。ライオンズがこの問題に毅然とした対応を示し、信頼を守る姿勢を貫くことを期待したい。
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