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続:本当に西武ライオンズの経営は改善したのか?

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今晩は。ライオンズの財務が気になるtthgです。

今日は試合が中止になったので下記の記事の続きを書きたい。なお、マリーンズによる援護射撃は大変ありがたく思っております。


この記事をsinndarさんが下記の通り分析して下さって今季4-6月については、そんなに疑う要素はないのではないかというご指摘を頂いた。

この分析はかなり説得力のあるものでそこまで大きく外れていない気がする。tthg的には一つ疑問があった。それは選手年俸をどのように費用計上しているかという点である。選手年俸は年末から年始なかけて確定するが、それが財務上費用として計上されるのはいつの時点なのか。月割で均等に費用計上されているなら第一四半期黒字というのは大きいが、年末から年始にかけて一気に費用計上するとしたら30億程度の年俸が一気に第三四半期から第四四半期に赤字が膨らむという想定も考えられる。


これについて2022年3月の決算資料に各セグメント別の四半期毎の利益の推移が過去3年分のっているが、p17のライオンズが属するその他部門の数字を見ると2020年3月期(ほぼコロナ前の2019年の数字)からずっと第四四半期(1-3月)が20-26億の赤字になっている。そして、他の部門にはこのような現象は起こっていない。その他には伊豆箱根事業などがあるのでその他の中の他の部門も季節要因があるのかもしれないが、ライオンズの試合がない第四四半期に、前年末に契約した年俸を一気に費用として計上していると考えるのが妥当である。(ここに他要因があるなら、本予測は全く無意味なので分かる方はTwitterで教えて頂きたい。)

そう考えると、主に試合の開催される第一四半期(4-6月)と第二四半期(7-9月)に年俸分の大部分を稼いでおかねばならないので、現在発表されている2022年第一四半期のライオンズを含むその他部門の利益12億では足りないという懸念がある。仮にこの利益12憶のうち8割ライオンズの利益だとして9.6憶、7割だとして8.4憶となる。それを2倍しても最大で20憶弱にしかならない。この数字を前提とすると今年も約30憶近辺のアッパーを設定するとしても、これから30憶程度の支出があるとすると不安になる数字ではないだろうか。少なくとも優勝してベースアップして30憶近辺と思われるアッパーを使い切り、更にプラスαFA引き留めで5億程度のオファーをするのは、難しいと思われる。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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