今晩は。疑心暗鬼のtthgです。
先日西武HDの2023年３月期第一四半期の決算が発表された。その中でライオンズが属する「その他」カテゴリーが黒字になったということがネットで話題になっていた。調べてみると下記資料の「セグメント別営業利益」の「その他」が12億円ほど黒字になっていた。
これは朗報であることは確かなのだが、この数字はにわかに信じがたいというのがtthgの感想である。
例えば、下記は2019年3月期の第一四半期（2018年4-6月）の資料だが、同様の数字（の「その他」）は13億円となっている。
一方で、下記の「プロ野球Freak」さんのサイトを参考にすると2018年の平均観客動員は約2万4千人。それに対して今年は現時点で1万6千人弱。しかも4-6月は客足が今より悪く状況はもっと悪かった。
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正直一試合平均で8-9千人の客が減っているのにそれを補填するだけの工夫というのはtthg的には考えられない。西武HDのセグメントは西武ライオンズ単体での話ではないので詳細は不明だが、キツネにつままれたような気分である。本当に収益改善しているなら喜ばしい話だが、全く補強しないとか、報道の秋山選手への提示額などを踏まえると、この数字を見てもあまり楽観的になれるものでもない。
一応西武HDが外向けに発信している正式な資料なので一定の説得力はある。とりあえず、tthg的にはこの数字が確かなもので西武ライオンズの経営が健全である事を願いたい。（ただし、上述の2019年3月期第一四半期の資料と比べると「セグメント別営業利益」の「都市交通・沿線事業」が83憶→24憶、「ホテル・レジャー事業」が37憶→0と大幅に減少しており、本業へのコロナの影響は否めないということも事実である。）
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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