立浪監督の「個人攻撃をやめて欲しい」発言の問題点。

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今晩は。明日の試合再開が待ち遠しいtthgです。

下記の記事にあるように中日の立浪監督が選手に対する「行き過ぎた個人攻撃をやめて欲しい」とマスコミに向けて発言したとの事である。

記事を見ても主語かマスコミだけなのかファンの誹謗中傷なのかは不明だが、どちらにしてもこれはかなりのブーメランである。なぜかというと、これは自らが公然と「戦う顔をしていない」と発言して二軍落ちした京田選手に関しての発言だからだ。

京田選手への個人攻撃の火種は立浪監督が名指しでマスコミの前で批判した事である。これはある種の個人攻撃であり、自らの個人攻撃を棚に上げて周りの批判しでも聞く耳を持ってもらえるわけはない。



もう一つ重要なのは、監督が外部の批判を始めたらチームは危険水域という事である。昔、サッカーの世界で有名なライターの金子達仁さんが何かの記事で「監督がマスコミ批判をしだしたら、辞任が近いサイン」と語っていたが、おそらくこの趣旨は自らのコントロールできない外部のアラに目を向けるような精神状態に追い込まれた監督にチームを掌握する力は残っていないのが一般的だということである。

物事が上手くいかなくなった時、人は「〇〇のせいでこうなっている」と言いたくなる。しかし、それをやり出したらそれを言い訳にやるべき事がおろそかになりがちだ。立浪監督が今その状態にあると断言するつもりはないが、先日の波留コーチが選手を恫喝したとか、根尾選手の投手転向など首をかしげたくなる現象が立て続けに起きていることを含めて考えるとチーム内がぐちゃぐちゃになっていて、その結果が監督の精神状態をむしばんでいてもおかしくはない。

他所の事だが、外から見るにあまり良い状態には見えない。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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