打線に関してはフロント、首脳陣、選手それぞれが全く機能していない。
今晩は。打てる打線が欲しいtthgです。
今のライオンズは攻撃も守りも両方とも機能しているとは言い難いわけだが、投手陣は中継ぎがそこそこ頑張っているのでまだマシである。山川選手が抜けて以降の得点力の落ち込みが激し過ぎる。4月の10試合で20点しか取れておらず、10日のホークス戦の6点を除くと9試合で14得点とかなりお寒い状況である。これでは、基本2点取られたら終了という状況であり、どんな良い投手陣でもなかなか勝てない。
打線の陣容を見ても昨年からプラスと言えるのはオグレディ選手だけで、他は軒並み数字を大幅に低下させている。中村選手、栗山選手、外崎選手、森選手、愛斗選手が打率1割台で森選手はさらに離脱した。源田選手、鈴木選手も打率2割前半であり、お世辞にもレギュラーとしては満足できる数字ではない。ここ数試合呉選手は好調だが好材料はこれぐらいである。山川選手や若林選手が上がって来る可能性はあるが、それとて既存の選手の奮起無しに勝てる打線を組む事は難しい。
今季、平石コーチが打線のテコ入れのため招聘されたが、その結果も現時点では厳しい。平石コーチなど首脳陣の手腕については一定の疑問を持つ余地はあるものの、余程首脳陣が足を引っ張っていない限り、ここまで打てないのは選手自身の責任も大きい。プロは基本的に個人個人の自己責任であり、昨年打てなかったならば自らオフに鍛え直して改善すべきであり、それは首脳陣の責任ではない。仮に首脳陣の指導や指示が的外れでも、結果に対する責任は一義的には選手が負う。その点からすると選手に猛省が必要である。
ただし、選手達の不調は大部分予測可能だった。中村選手や栗山選手は年齢的にいつ数字を落としもおかしくない。外崎選手は2年間まともに活躍していない。鈴木選手、愛斗選手あたりは実績不足で成績が安定しないのは仕方ない。森選手は一昨年不調だったように捕手をしながら打撃を維持するのは簡単ではない。
そう考えると、もっと早い段階で若手が覚醒してレギュラーを獲得するに至るか補強が必要だったと言える。2019年はほぼ9人規定打席というある意味カツカツの状態で優勝したが、根本的な層の薄さという問題はその時から火種として燻っており、2020以降それが本格的に燃え始めて今に至る。
多少若手の台頭があった昨年は希望があるように見えたが、今年は山川選手以外の主力がダメすぎて厳しい。結局、打線に関してはフロント、首脳陣、選手それぞれが全く機能していない。それでは勝てないのは当たり前である。
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