今晩は。奇跡が見たいtthgです。
今日もキャンプ中継見てる暇がないので違う話を。時は95年。tthgが中2の頃、家のケーブルテレビの番組表からライオンズの試合を見つけて見ていたら試合終盤のチャンスで「辻発彦選手」に代打が出た。当時の解説の方も「辻に代打ですか。本来は代打出される選手ではないんですが」的な反応だったのを覚えている。辻監督は選手時代中軸を打つ打者ではなかったが、チャンスで相手にするのは嫌な選手だった。なにせ散々粘った挙句に詰まって投手からしたら打ち取った当たりでライト前にポテンヒットみたいなのが頻発するので、投手へのダメージが普通の一点よりも重い。例えばら下位打線の三振かホームランかの打者に出合い頭の一発とかは、試合序盤ならメンタルを切り替えさえできればダメージが残らない。しかし、「辻選手」の粘りとポテンヒットは肉体的精神的に大きくダメージが残る。そしてランナーとしても足があるので投手は気落ちしてる所に盗塁されて更にピンチ拡大みたいな事も警戒しないといけなかった。
しかし、この年の「辻選手」は37歳のベテランであり、怪我がちで打力が落ちていた。一点を争うゲームでの終盤には代打が出る事も多くなり明らかに選手としては黄昏の時を迎えつつあった。tthg的にも黄金時代の主力か少しずついなくなる中、「辻選手」の選手生活が終わりそな空気」が流れ始めたのは寂しかった。そして、そのオフ、「辻選手」はライオンズを自由契約になった。94年は首位打者だったのでいささか早すぎする見切りという感じもしたが、翌年38歳という事や怪我がちで93年以降盗塁数が目に見えて低下するなど身体能力の衰えも見せていた。高年俸のベテランという要素も加味するとコーチ打診というのも理解できる面はある。(球団の話の持って行き方は色々問題があったようだが。)
だが、「辻選手」はそこで終わらなかった。スワローズに移籍して翌年、自己ベストの打率を残してあわや首位打者という成績を残して復活した。38という年齢で一度ガクッと落ちた成績から自己ベストでタイトル争いのレベルまで復活する例はかなり珍しい。tthg的には今年の辻監督にこの96年のような奇跡の復活(飛躍)を期待したい。
監督として戻ってきた辻監督は2019年までは結果を残した。しかし、頂点には届かず失速した。去年は最下位で松井ヘッドが後任候補として着実に経験を積んでおり、「今年で終わり」感が漂っている。状況的には「黄昏の時を迎えているように見える」という意味で95年と似ている。選手時代はそこから翌年復活して自己最高打率を記録する復活(飛躍)を遂げた。監督としての辻発彦はその時のような奇跡を起こせるだろうか。今年はチームは主力の不調や財政難による補強不足で不安要素のほうが多い。それでも、選手として96年に奇跡を起こしたように「監督として日本一」という奇跡を起こして欲しいと思う。
正直これは、なにか根拠があって書いてるわけではない。選手としてできたから、監督として同じ事ができるなんて事はない。それは承知の上で完全なtthgの願望である。しかし、時にスポーツには理論や理屈を超えて軌跡が起こる。それがスポーツの醍醐味でもある。「辻監督」にも、96年のように常識を覆して奇跡的な復活を遂げて欲しい。
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