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球団として森友問題(炭谷選手FA問題)とどう向き合うか考えねばならない。(2018年7月10日対マリーンズ観戦記)

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おはようございます。森友と言えば、ライオンズの捕手のtthgです。

tthgは一回の失敗でむやみやたらと選手を批判しないことにしている。しかし、それでも昨日の炭谷選手には相当厳しい批判をしなくてはならない。試合直後去年のCS敗戦時より感情的になってしまった。天敵石川投手を打って4点差を追いつき、連日負け覚悟の試合をひっくり返せるチャンスだった。しかし、その状況で二つの捕逸(これは多少ウルフ投手にも責任はあったが。)の後に楽々アウトのタイミングのホームゲッツーを悪送球して点を上げてはダメである。折角、酷使気味の野田投手(酷使によって中継ぎ崩壊したのに懲りずに酷使する首脳陣も問題である)が踏ん張って起死回生の無死満塁からの無失点への道を切り開いたのに台無しである。おかげで点を取られた挙句に平井投手まで無理使いになってしまった。炭谷選手には猛省を即したい。

しかし、tthg的には一番の問題は9回裏の炭谷選手の打席で辻監督が代打メヒア選手を送ったことだ。この時既に岡田捕手は交代しておりベンチに捕手はいない。同点延長の場合森選手のDH解除が必要なのに代打だった。2点差でそのシナリオも十分考えられた。メヒア選手が一発がでてもランナー無しなので同点にすらならない。ここはチームの作戦的にも炭谷選手に名誉挽回のチャンスを与えて出塁して欲しい場面だ。しかし、代打だったということは辻監督は相当お冠だったに違いない。

辻監督は去年の就任以来炭谷選手に辛い采配を振るってきた。就任当初から森捕手育成を公言していたし、森選手が故障しても岡田選手と併用だった。今シーズン岡田選手が怪我で出遅れても岡田選手の状態が良くなったら、森選手、岡田選手、炭谷選手の3人併用制を採用し、今シーズン当初より炭谷選手の出場機会は減っていた。少なくとも、辻監督の中に炭谷選手を「正捕手」という認識はない。この状況で昨日の試合のミスがあったのでは辻監督の炭谷選手への信頼は相当低下したはずだ。

これらの事を考慮すると、今後一層炭谷選手の出場機会は限定的になるだろう。少なくとも、当面今より増えることは想定しずらい。tthgのような事務職だって上司に信頼されなければモチベーションアップは難しい。実績のない若手なら「上司の信頼を得るべく頑張る」も一つのモチベーションだが、炭谷選手のように実績のあるベテランにそれを求めるのは酷だ。(もちろん、それでも若手のように努力するのがプロという側面があるのは事実だが)そう考えた時、これ以上出場機会が限定されるなら炭谷選手のFA問題はもはや解決不能に陥るだろう。

それでも炭谷選手はチームの戦力であることは事実だし、生え抜き捕手にはライオンズで選手生活を終えて欲しいという気持ちもある。しかし、この状況が続くなら本人ためにもFAしたほうが良いとすら思う。正直このままFAで失うなら、セリーグとのトレードで深刻な投手不足解決の一助とするのも一つの案であろう。まずは、編成部と辻監督が良く話し合い今後の起用方針などを確認することが必要だ。その起用方針が編成部として炭谷選手のFA問題を解決できないと判断するときにはシビアな決断視野に入れねばならない。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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