下克上されて制度に文句を言うのはもうやめた。短期決戦で勝てないチームはシンプルに王者に相応しいチームではなかったというだけだ。

今晩は。短期決戦でも強いチームが見たいtthgです。

今日はライオンズの打撃練習で投手の登板がなかったので別の話を。tthgは下記の通りこれまでシーズンの結果がひっくり返るCSについては否定的な見解を述べてきた。

ホークスファンの方から頂いた暖かいメッセージに感じたCS制度の欠陥と改革案

日本プロ野球の真の醍醐味を失わせたCS

しかし、最近は少し意見が変わってきた。と言うのは「短期決戦でも勝てるチームこそチャンピオンに相応しいのでは?」という思いが生まれて来たからだ。



昨日、五輪ジャンプの小林陵侑選手の金メダルを見てその思いは更に強くなった。五輪は野球のCSに比べても圧倒的に短い短期決戦である。なにせ4年で2回しかないチャンスで2回とも良いジャンプをしないといけない。勿論その他の競技も一発勝負なわけだが、ジャンプは風という運のファクターがある。実際、昨日の試合でも小林選手の1回目は不利な追い風が吹いていて、前後の選手はワールドカップ上位ランクの選手だったがことごとく失敗していた。風という状況によっては、自らの調子を合わせるだけでなく、自分がコントロールできない不利まで乗り越えなくてはいけないのがジャンプ競技特有の短期決戦の難しさである。更に言うと今回の大会は新設のジャンプ台だったので「ジャンプ台の特徴に早期に慣れる」という別の不安定要因もあった。つまり、負けた時に言い訳できる要素がたくさんあったという事だ。

そんな中、全ての要因を乗り越えて不利な追い風の条件の1回目でも小林選手だけが大ジャンプだった。また、2回目も1回目上位の選手が2回目で失敗してメダル圏外に沈む中1人だけキッチリ優勝に必要な距離を飛び切った。4年に1回しかないチャンスで、不利な状況でも結果を出した。しかも小林選手は今年ワールドカップランク2位で野球で言えばシーズンに該当する長期戦でも結果を出している。まさに王者に相応しい金メダルだった。

正直、これを見ていたら、やれ「実践感覚が〜」とか、「主力が絶不調だった」とかグタグタやってるのがバカらしくなってきた。シンプルに「例えシーズンとは違う条件だろうが、勝てないなら王者には相応しくない」という事で片付ければ良い。思えば、tthgがライオンズファンになってから、日本シリーズで初めて負けを経験したのは93年の対スワローズだった。(85年はファンになる前)その間5回出て5回日本シリーズで勝った。これは「短期決戦でも勝つべくして勝った」という事であり、「運の良さ」とかで勝ったわけではない。この時のチームから言わせたら、「2018.2019のチームは、一勝のアドバンテージもらって負けるとか情けない」という事になろう。

という事で今後はライオンズがシーズンの結果をひっくり返されようとも「制度が悪い」とか言うのはやめようと思う。「下克上されるのはされた方が弱いだけ。悔しかったら短期決戦でも勝てるべくチームを強化すれば良い」という事で終わりにしようと思う。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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