本日のドラフトにおけるライオンズの指名から読み解く球団の戦略
今日のドラフト指名選手からtthgが予測する球団の戦略を書きたい。ただ、先日も書いたように私はアマチュア野球は詳しくないので、あくまでも今日の指名を見て直感的に感じたことを書くので、そのつもりでお読み頂きたい。また、事実誤認への私的、反対意見等ありましたら、積極的にご教示頂ければ幸いです。
・齊藤 大将 投手を外れ1位一本釣りにみる齋藤投手への期待度
・西川選手2位指名は高い評価の現れ
・投手大量指名に見える不安材料
・齊藤 大将 投手を外れ1位一本釣りにみる齋藤投手への期待度
ライオンズはドラフト直前になってJRの田嶋投手指名を公言し、実際指名した。結果抽選で外れたが、私が注目したのは、外れ1位で齋藤投手を一本刷りしたことだ。他の球団が外れ1位でも抽選覚悟での指名をしたのとは対象的な選択だった。私が思うに、ライオンズとしては齋藤投手の活躍に相当自信があるのではないか。齋藤投手は外れ1位でも一本刷り可能だが、実力は十分なので、最悪田嶋投手を外しても問題ない。それなら田嶋投手指名を公表することで、田嶋投手一本刷りを狙う他球団が、「どうせ競合するなら清宮選手指名」となることを期待したということではないか。正直、田嶋投手指名を公表する理由が良く分からなかったが、外れ1位の齋藤投手に相当の自信があったとすれば、納得の戦略である。
・西川選手2位指名は高い評価の現れ
野手は3位指名が基本のライオンズが2位で西川選手を指名した点は注目に値する。2位指名だけでも十分スカウトが注目する逸材であるといえるのだが、西川選手には以下のような報道もなされている。
西川だが、スカウトたちの関心はバッティングではなく、「投げられるのかどうか」というその1点だけである。
Sportivaweb,2017年10月26日 11:05 公開,メチャクチャ打つけど投げられない。西川愛也にドラフト指名はあるかより引用,2024年1月21日最終閲覧
怪我持ちでも慣例を破って2位指名したということは、こちらも相当自信があると思われる。ライオンズの怪我持ちでの2位指名は清宮選手クラスの評価と考えても不思議ではない。
・投手大量指名に見える不安材料
本指名6人中4人投手指名し、1位指名の田嶋選手を抽選で外したことを勘案すると投手重視のドラフトであったことは明白である。FA組と外国人の動向に不安(来年、野上投手、牧田投手、ウルフ投手、シュリッター投手がいないという可能性も0ではない。)があるだけに当然の選択だが、投手が次から次へと抜けていく現状は長期的に何とかしないといけない。
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