今晩は。帰りの電車で母校の生徒を発見してすこし嬉しくなったtthgです。
さて、唐突だがセリーグのチームは野手を選ぶ基準としてもう少し打力を重視した方がよいのではないだろうか。昨日のスワローズは7番元山選手、8番古賀選手という打線だったが、いずれも2割前半の打率で打力は期待できない並びだった。我がライオンズの投手はそれも抑え切る事ができないひ弱さだったので目立たないが、その得点力の無さはチーム力を考える上では大きな問題だ。昨日だって細かく見ると初回に押せ押せの一死満塁からの元山選手の併殺がモツレタ一つの要因ではあった。これが良い時の千賀投手とかにあたったら7-9番は自動アウトに等しくかなり不利な戦いになるはずだ。
これはセリーグの投手が打席に立つという事を考慮していない選択に見える。1人自動アウトと2人目以降が加わるのでは大きく違う。1人だったらバントをしっかりやらせれば、意味のあるアウトにできるが、2人もバントさせるわけにはいかない。代打も2人となるとそもそも枚数を確保しにくいし、代打後の守備要員確保も難しい。そのため代打でもカバーできないケースも増えてくる。1つの回で二つもアウトを貰えたらその回はそれで実質終了となるケースも多い。更に計3人ともなるとほぼノーリスクで1回丸々消化してしまい、その差は歴然と存在する。
そもそも投手がデフォルトで自動アウトになりがちなセリーグに置いて「捕手やショートは打てなくて良い」は捨て去るべき格言であるとtthgは思っている。実はセリーグの優勝チームはショートと捕手は打てるケースが多い。例えば、00-10何台前半にリーグ最上位クラスのジャイアンツは阿部選手という打てる捕手がいた。ショートも二岡選手と坂本選手という打てるショートだった。00年代に複数優勝したタイガースは捕手矢野選手、ショートは鳥谷選手と確変した藤本選手だった。同じく中日は捕手谷繁選手、ショート井端選手共に打撃が致命的にダメなタイプではなかった。90年代に強かったスワローズは捕手古田選手、ショート池山選手&宮本選手と打てる存在だった。2015年に優勝したスワローズは中村選手が確変していてこの年は打てる捕手だった。そしてこの中村選手が好調の今年はチームも強い。
こうした事例を見ても打力の劣る打者が投手以外に存在するチームは優勝する確率が低いように見える。それから長期的に見て打力の極端に劣る選手が下位打線を占めるようになると投手が楽をする事による投手力の成長低下という副次的効果も考えられる。DH制議論も同じ文脈なわけだが、それ以外の部分で工夫してパリーグに対抗して、DHなしの野球の面白さをファンに訴求していくのも一つの選択肢である。
ちなみにそんな事を考えていると村上選手は捕手として育てて欲しかったなと思うのである。
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