今晩は。tthgです。
本記事は半分本気、半分ネタなのでそのつもりで読んで下さい。
悪趣味とご批判の声もあろうかと思うが、ライオンズファンにとって今の楽天に勝つのは極めて美味しい。散々うちの選手を獲得しまくっても優勝できず、その総大将が現場監督に出てきた。コロナで金がないから給料減額をお願いするとかしないとかオーナーが言ってたのに田中投手が帰ってきたらNPB球団としては破格の年俸を出す。恥も外聞もなく、なりふり構わず目の前の優勝しか見ていないエゴ丸出しである。勿論それはプロの企業努力として当然という側面はある。(タンパリングは違反だが、厳密な証明は難しい)たが、それで負けたらカッコ悪いのは間違いないし、ライオンズファンが「散々うちから選手強奪しておきながらそのザマですか?」となるのも必然である。
実は単に勝つより、こういうストーリーラインがある勝利の方がファンの心を刺激する。例えば、プロレスはそもそも試合の勝敗を決めてストーリーを作り出して演出をしている。ある意味プロレスのストーリーは人工的に作り出したもので天然物ではない。しかし、それをちゃんと作って演出してやれば盛り上がる。そうであれば、そもそもの筋書きのない野球で、自然発生的にできたストーリーで盛り上がらないわけがない。(FA獲得は意図的だが、ヒールになるのは意図しない副産物であり、その意味で偶然である。)
誤解のないように言っておくと、tthgはプロレスに人工的要素があるから野球よりも下とは思っていない。人工には人工の良さがある。例えば、人工であればトータルで外れ試合の可能性は減る。しかし筋書きがないと大敗して全くストレスだけ溜めて帰ってくるという事も度々起こる。これ明らかに人工の良さである。一方で、だからこそ筋書きのない勝利に希少価値が高まる。そして、遺恨が発生してさらにそれに勝つという経験の希少性は人工に比べて大きく上がる。
そして今、下記の記事でも少し書いたように楽天さんは完全にプロレスにおけるヒール役である。
この前の3連戦で長年の宿敵とも言えるホークスに三連勝して非常に気分を良く迎える首位攻防の楽天三連戦。ここで目下のヒール役である楽天を3タテでもしようものなら、たとえ序盤でもライオンズファン的興奮は計り知れない。そして、その興奮がファンを更に熱くするし、それが野球という筋書きのないドラマの真髄でもある。本来そういう事を言ってられる状態でもないのだが、先週三つ勝って気分が良いので行きがけの駄賃で3タテと行きたいものである。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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