迷走の山川選手と微かな光が差してきた中村選手。（2021年3月20日対スワローズ観戦記）
今晩は。山川選手の状態が心配すぎるtthgです。
まず、語りたいのは山川選手と中村の状態。山川選手は昨日ホームランはあったが高めのボール球を強振したもので不安と書いたが、今日は６回と８回にランナーを置いて凡打。４番としては昨日のホームランよりこういうところで打ってもらいたいのだが、ミスショットも目立ち不安な状態が継続している。
対照的に中村選手は昨日全くタイミングが合っていなかったにもかかわらず今日はセンター前ヒット二つ。単打ばかりでは困るので打球が上がらないのは痛いがそれでもヒットが出たのは好材料。特に６回のタイムリーは外崎選手が左中間にツーベースを打ったもので、シーズン中にも下位打線でこういう攻撃ができると打線の厚みが増すので大きい。中村選手と山川選手の状態は打線の迫力に致命的な影響があるのでなんとか状態を上げてほしい。なお不振の外崎選手に一本出たことを含めてプラス材料。また死球の影響が心配された金子選手が１番で２安打。これも大きい。（ただし、４回のヒットの時一塁で転んだのは膝の痛みの影響でないかは懸念点。）
投手のほうは浜屋投手がテンポよく投げ込み６回無失点。これが毎回できると良いが正直今の浜屋投手にはそこまでを求める酷。３回に１回ぐらいこれをしてくれて残りの２回のうち１回ぐらいはQSしてくれたら良い。今日の試合はカーブやチェンジアップが効いていてタイミングを狂わせていたが、こういう投球をして欲しい。
もう一つの注目は増田投手のストレート。今日は質が良かったようで村上選手の二つを含めた４つの空振りを奪った。球速は上がって来ていないが、それでも開幕に向けて調子を上げてきたのは大きい。
各回におけるtthgの感想を下記にまとめておりますのでこちらもご覧下さい。
1回表
浜屋投手が三凡。無駄な球なくテンポよく投げている。今の浜屋投手にはこれが大事。
1回裏
田口投手が三凡。若林選手の打席で山田選手がやたらとセカンドベースよりを守っていた。既にデータとかあるのか？
2回表
浜屋投手が2人ランナーを出すもゼロ。今日は綺麗な真っ直ぐだけでなくツーシーム系なのか手元でちょっと変化する球が多い。内川選手併殺に取った球が典型。
2回裏
田口投手が栗山選手のヒット一本に抑える。中村選手は昨日とは違い低めの変方球を見極めタイミングのあったファウルを打っていた。外崎選手の3-1からのリレードスチールは意味不明。3-2と勘違いした？
3回表
浜屋投手ここも0。坂口選手相手に二死から四球はもったいない。
3回裏
田口投手三凡。打ち直しの中村選手の打席は低めの変化球を引っ掛けてゴロ。やはりまだダメなのか？源田選手に強い当たりが出だしたのはプラス。
4回表
浜屋投手三凡。第一打席で四球を与えた村上選手相手に堂々と投げ切って三振は素晴らしかった。
4回裏
先頭金子選手が出て栗山選手のタイムリーで先制。山川選手相手にスワローズバッテリーは敬遠気味の四球だったが今の山川選手なら勝負すべきところ。栗山選手のレフトへのヒットでバックホームの際サードを焦ってアウトになった山川選手は要反省。次の回の攻撃中監督と小関コーチが話し込んでいたのもおそらくこの件。なお、金子選手はヒットの時一塁でコケていたが膝痛の影響でないか心配。
5回表
浜屋投手三凡。今日は低めの変化球の精度とカーブの緩急が良い。ここまで0は素晴らしい。
5回裏
外崎選手のツーベースと中村選手のセンター前で加点。調子を上げて欲しい2人が結果を残したのは大きい。中村選手はゴロだったので不満もあるがタイミングを合わせて結果を出せたのはブラス。対照的にブランドン選手は低めの変化球に全く合わず。
6回表
浜屋投手この回も続投。田口投手相手に3ボールや坂口選手への四球と危なっかしいところもあったが最後は併殺で終了。まずまずの内容。
6回裏
田口投手続投。若林選手はライトへクリーンヒット。その若林選手を2塁に置いて山川選手が完全に崩されてショートゴロ。4回も同じ投球をすれば良かった。西川選手は良い所なく凡退。なぜ使う？
7回表
吉川投手が登板。村上選手にツーベース打たれたところで伊藤投手へスイッチ。伊藤投手のランナー有り登板は不安だったが今日は球に力があった。それに惑わされて相手がボールの変化球を空振り来てくれたし最後のセンターフライもスタンドインしなかった。
7回裏
吉田投手が登板。中村選手が真ん中のストレートをセンター前。打球は上がらないが二安打は良かった。ブランドン選手は進塁打で最低限の仕事。源田選手は2-1からクソボールを振って最後は凡打。最低でもここぐらい見逃して欲しい。
8回表
宮川投手が登板で1失点。荒れ放題に荒れていた。川端選手が高めのボール球に手を出してくれなかったからもっと取られていたかも。この辺が宮川投手の課題。
8回裏
近藤投手が登板。金子選手の今日二つ目のヒットと森選手の四球でチャンスメイクするも山川選手が甘めをミスショットの後外の変化球を空振り三振。。投手が変わって寺島投手のところで出てきた代打岸選手がサードフライで点取れず。こういうとこで打てないと先行きは厳しい。
9回表
増田投手が登板。球速もコントロールも微妙だったが村上選手の２つを含め計4球ストレートで空振りを奪えたのは良い。ただし、渡邉選手に死球を当てたのは要反省。
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迷走の山川選手と微かな光が差してきた中村選手。（2021年3月20日対スワローズ観戦記） https://t.co/kHB3ksDZtG— tthg1994 (@tthg1994) March 20, 2021
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