岸投手へ。あなたは何も感じないのか。
今日は元ライオンズの岸投手が好投して痛い敗戦となった。岸投手に聞きたいことがある。「今日のメットライフドームでライオンズを必死に応援しているファンを見てどう思ったのか。」昨年まで自分を応援してくれたファンたちである。みなあなたの年棒の一部を、あなたの貰っている高給とは比べ物にならない少額の給料やバイト代から支えていた人達である。そんな人達にあなたはCSという大事な試合で「痛恨の一撃」を食らわせたのである。
「あなたは何も感じないのですか?」「申し訳ないと思わないですか。?」ライオンズの球団幹部にあなたは不満だったかもしれない。待遇や環境が不十分だったかもしれない。でもそれは、今日のメットライフドームで声をからしてチャンテを大声で歌っていた人達には何も関係ないことである。
そして、何度も言うがその人達があなたの高給を支えていたのである。あなたは希望枠の選手で、選ぼうと思えば、イーグルスを選べた立場である。ドラフトで強制的に入団させられた選手なら分からないでもない。しかし、あなたはそうではない。自分で選んだ球団でファンに愛されていたのに、それを捨てたのである。そして、今日の痛恨の一撃。これを食らったライオンズファンはどれだけ悲しい思いをしたことか。あなたのFA移籍は残酷な決断だったということを強く言いたい。
それから、これからFAを考えている各球団の選手たちには、今日の残酷な光景を想像してから決断して欲しい。CSや日本シリーズで過去の自分の球団と戦えますか?自分を支えてくれたファンに痛恨の一撃を食わせることをできますか?ファンがあって今の自分がいるということを良く考えて欲しいと思う。
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“岸投手へ。あなたは何も感じないのか。” に対して12件のコメントがあります。
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岸はライオンズに十分貢献したでしょう。
その上で選手としての権利を行使しただけだ。
私はむしろ、功労者に対してそんな恥知らずなことしか言えないあなたに対して、何も感じないのかと問いたい。
功労者でもライバル球団に行かれれば悲しいです。権利の行使とファンの感情は別問題かと。
正当な権利を行使して移籍した選手にいつまでもブーイングするライオンズファンの姿は、同じファンの立場でも理解出来ません。
選手だっていつでも球団から捨てられる立場です。成績が残せなければファンからヤジを飛ばされるのです。
西口さんが黙って彼の移籍の後押ししたのは、岸なりの苦悩を理解してのことだと私は思います。
移籍先でも頑張れ、それで良いのではないでしょうか?
それとも移籍した選手にすがらなければならないほどライオンズは弱いのですか?
正当な権利だからと割り切れない気持ちになってはいけないのでしょうか。
わたしは移籍してポストシーズンで好投されたら、やり切れないファンもいるということを知って欲しいという事を言いたいだけです。
伝え方が悪かったかも知れませんが、岸投手を誹謗中傷する意図はありません。
よほど岸が好きだったんだなと思います。ライオンズファンが可哀想になってきた。
自軍のエースに思い入れがない人なんてファンではないと思いますが。
10年もやってくれたらもう十分です。地元でやりたい気持ち、他の移籍より理解できます。
申し訳ないですが、私はそうは思わないです。
恥ずかしいだけだからもうやめてください。
ライオンズファンの恥です。
野球選手は野球でお金を稼ぐ職業です。
岸が抜けてもライオンズの選手たちはよく頑張ってるじゃないですか。
賛同できかねますがご意見は承っておきます。
仙台からです。ここは岸くんの地元。学生時代の友人もたくさんいます。選手生活の最後は育った場所でという彼の地元愛には心から感謝しています。無名だった学院時代に目をかけてくれた西武の方には感謝していると思います。だからこそ彼はあの時西武を選んだのですから・・・その感謝を忘れずに、その上で仙台に帰ってきてくれたことがこちらとしては嬉しく思っています。
立場が違うのでこれ以上は平行線・・・ただノリモトや松井裕樹や嶋や茂木あたりが仮にいつか地元がいいからと去ってしまったら、私もあなたの気持ちが少しはわかるような気がします
岸投手の地元チームに行きたいという気持ちが全く理解できないわけではありません。一方ライオンズを選んで、ライオンズに貢献してくれたからこそ、流出の痛みが大きいというのも事実だと思います。100勝以上したエースだからこそ、思い入れも強いしチームへの打撃が大きいのです。
早い段階でスカウトが熱心に通っていたライオンズへの恩を10年のキャリアで返したという面もありますが、ライオンズ及びファンがが10年かけて投資をして岸投手を10億の価値ある投手に育てたという面もあります。10年のキャリアをどう考えるかは人それぞれですが、一概に「ライオンズに十分貢献した」いえない面もあると思います。
それから、黄金時代の強いライオンズに魅了されてファンになった私にとって「貢献」という言葉は優勝が前提です。いくら個人が頑張っても「チームが勝てない」状況ならば、その貢献度は半減します。万人に受け入れられる理屈でないことは承知していますが、ライオンズという「チーム」を応援している私には「チームが勝ってこそ、真の貢献」だと思っています。岸投手の貢献が素晴らしいものだったことは認めますが、「チームの勝利」が伴っていた黄金時代の選手たちへの評価とは同等に扱うことはできません。(チームが強ければ、一試合一試合の重圧が大きくなる、他球団からのマークがきつくなる、といった個人成績をあげにくい要素も増えますから、数字自体の価値も変わります。)
その上で、同一リーグ他球団という一番して欲しくない選択をして、一年目にCSで好投されたら割り切ることは難しいです。