プロスポーツには悪役の存在も必要。(ただし、悪役が最後に負けるという結果も必要)

おはようございます。巨人の動向も少しは気になるtthgです。

下記のように巨人がFAで井納投手と梶谷選手を両どりという報道が出ている。


こう言っては彼等に失礼なのは承知だが、あえて言うと「昔の巨人のFA獲得者に比べて小物だな」というのが正直な感想だ。これは最近ずっとそうなのだが、本物大物FAが巨人に行かなくなった。近年で言えば丸選手ぐらいしか真の大物FAの巨人行きは例がない。初期の巨人へのFAはえげつなかった。落合氏から始まり、広澤氏、江藤氏、川口氏、工藤現ホークス監督、そして清原氏。全員四番か真のエースである。今でいうと柳田選手とか山田選手とかそういうレベルの選手である。



潮目が変わったのは松井秀喜氏のメジャー移籍あたりからで、巨人よりもメジャーという感じに段々とシフトしていった。巨人は敵チームなので弱体化してもどうでも良いという気持ちもあるが、一方で一抹の寂しさもある。なぜかというと勝敗を争うスポーツでは「巨大なヒール役の存在は勝利の味を良くするスパイス」だからだ。

例えば、プロレスなんかは意図的にヒール役を演じて悪態つく役目の選手を作る。そしてそのヒールに挑む正統派がよりクローズアップされる仕掛けになっている。90年代の巨人というのは本人達は勝ちたいだけだったのだろうが、完全にプロレスのヒール役だった。そのヒール役を倒すノムさん率いるスワローズやイチロー氏が看板だったオリックスブルーウェーブはある種の正統派だった。(長嶋茂雄氏の存在で巨人が正統派に見えたという側面もあるけれど。)

少なくともプロスポーツにはこうした悪役も必要である。今のライオンズに取ってはある意味、楽天はそういう存在である。確かにtthgとしても数々の疑惑やライオンズ関係者ばかり集めるやり方は腹立たしいが、勝利の味を倍化させるスパイスだと思えば怒る事もないかなと思う。ただし、それはライオンズが楽天に勝つという前提の話だ。悪役が勝ち続けてはなんのスパイスにもならない。というわけでライオンズは楽天には負けてはならない。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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