トライアウトから獲得すべき選手。

おはようございます。ライオンズの補強を待っているtthgです。

基本的に今季の補強はあまり期待していない。球団が大赤字の中更なる投資というのは考えにくいからだ。ただ、昨日下記のようにsinndarさんがトライアウトについて色々twitterで呟いておられるのみながら戦力外から拾ってくるのは有りかなと思った。

今年は「この人戦力外なの?」という選手は結構多い。例えば、タイガーズの能見投手や福留選手。ホークスの内川選手、加治屋投手、マリーンズ大谷投手などがその代表例だ。個別の事情をすべて把握できてはいないが、球団の経営難の影響でギリギリのラインだとリリースの方向に向きがちに見える。それゆえに今年のトライアウトは例年以上に掘り出しものが眠っている可能性がある。




下記のようにsinndarさんが押しているホークスの松田投手はtthg的にも良いと思う。


ファームの成績を見ても36試合登板40回投げて防御率2.25奪三振41。ホークスの二軍としてはもっと上位がいるからということのようだが、健康な状態で投げられていてこの成績なら一軍でも負けパターンぐらいなら使えそうである。

もう一人面白そうなのが首都圏さんが下記の記事で押している宮台投手。


二軍成績は14試合投げて7.71と全くダメ(宮台投手の二軍成績はこちらだが、トライアウトでは活躍したようだ。そして、首都圏さん言われるように東大法学部という学歴を活かして将来フロント候補として獲得するというのは大いにあり得る。もちろん東大でも社会に出て全く使い物にならないという人はいるわけだが、野球部にいて東大現役合格は正直半端ない能力である。

前にも少し書いた記憶があるが東大受験は完全なる格差社会である。東京の私立中高に行くと高3は授業を受ける学年ではなく「受験勉強をする学年」である。高2まででおおよその教科書の内容は終わっているので高3は自主学習に当てられる。tthgもその真っ只中にいたが、高3は昼で授業がおわり午後から夜にかけては塾の自習室で勉強できた。夕方まで授業がある場合とは比べ物にならないぐらい勉強時間が確保できる。3学期は自由登校だったのでほぼ学校には行っていない。その上、高1あたりから大手塾に通って「受験テクニック」も学ぶ。また部活も高2の夏で引退するのが普通だ。

こうした環境はある種のドーピングみたないなもので、それで東大に入るのは正直地頭の良さの証明にならない。しかし、東大受験突破の一点から見たら有利である。(ちなにみtthgはその中では落ちこぼれ組なので受験の勝ち組ではないのであしからず。)だが、宮台投手はそうした上げ底は一切なくそれどころか高3まで野球の大会に出ていて東大現役合格。地頭の良いタイプが一浪してならまだ分かるが、実質高3の夏からスタートで大まくりを打った宮台投手は東大受験の世界では今季のバファローズが優勝するような快挙を成し遂げたと言っても過言ではない。

こうした経緯を踏まえると宮台投手は少なくとも地頭の良さと勉強の戦略を立てることは相当優秀な部類である。彼のような逸材に野球界のシステムを学ばせてフロントに入ってもらったら随分と球団の風土も変わるだろう。特にメジャーのフロント業務を学んでもらったら大きなプラスになるに違いない。トライアウトが全くダメダメなら選手として獲る価値はないが、一応結果を残したので、もう一度二軍でチャンスを与えるぐらいの勝ちはあるだろう。その上でウインターリーグ派遣などで海外の野球を学んでもらいつつフロント人材として育成するなら十分獲得価値はある。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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