バスターエンドランはもっと使えるのでは。~セイバーメトリクス的戦術考察⑤~

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今日は、バスターエンドランについて書いてみたい。全く私の直感的な話で恐縮だが、バスターエンドランは期待値が高い戦術ではないか。例えば、無死1塁でバントの構えをするとだいたいサードは前に来る。ランナーが走れば、二塁手とショートは2塁ベース付近による。1塁手は牽制のため1塁に張り付いている。という状況になる。そうすると、1,2塁間と2,3塁間はほぼがら空きの状態になる。ゴロを転がせば大抵ヒットで無死1,3塁、野手の正面に飛んでも、2塁付近に強い当たりがいかない限り、大抵1死2塁になる。データがないので、感覚的にしかいえないが、バスターエンドランで併殺あるいは、1死1塁になるリスクより、無死1,3塁で大量点を取るリターンのほうが大きいのではないか。データを取れる人に確率の計算をして欲しい。

さらには、バスターエンドランを多く成功させれば、相手もバントの構えをした時に、ダッシュすることを躊躇するようになるだろう。そうなれば、本当に確実に送りたい僅差の場面でのバントの成功率も上がるし、セイフティーという選択肢もでてくる。

バスターでゴロを転がせれば、色々な可能性を持ってい作戦である。問題はプロのレベルで「ゴロを転がす」がどれくらい意図的にできるかにかかっているが、一度試してみる価値はあると思う。また、秋季キャンプあたりで、若手に徹底的にゴロ打ちの練習をさせるというのも一つの手だと思う。

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