今晩は。今はカネで揉める話は聞きたくないtthgです。
中日の契約更改が揉めている。揉めているだけでなく、下記の通り選手会会まで出てきて抗議している。
中日の契約更改が揉めるのは結構毎度の話なので球団側の落ち度がないということはないだろう。指摘されている加藤代表の対応は?な部分もあると想像する。しかし、仮に加藤代表の対応が酷いものだとしても、今揉めるのはあまりに空気読めなさ過ぎである。
そもそも今年のプロ野球は興業として成り立っていない。企業で言えば国際線がほぼストップして大赤字になったANAやJALみたいなものだ。売り上げが無くなった給料は減る。下記の通りANAは給料3割減にボーナスなしという提示が労組になされている。プロ野球だって同じようになってもおかしくない経済情勢である。
視界不良の航空業界で、またまたショッキングなニュースが飛び込んできた。ANAホールディングス傘下の全日本空輸(ANA)が、退職金を割り増す希望退職者の募集や冬のボーナスを支給しないことなどを柱とする、大幅な人件費の削減案を労働組合に提示したという。 コロナが直撃、ANAショック…年収3割カット、冬のボーナスゼロ[新聞ウォッチ] | ... - レスポンス(Response.jp) |
もちろん個人事業主のプロ野球選手と社員の違いはあるし、保有権で移籍の自由が縛られているプロ野球選手は自由に年俸を減らされるべきではないというのは事実である。しかし、如何せん揉めるには時が悪すぎる。
コロナによって多くの企業は苦しみ飲食店などは明日の飯にありつけるかという状況になっている。そして彼らの一部はプロ野球ファンで客である。今歯を食いしばって生活せざるを得ない人から見たら、「球団が大赤字なのに金で揉める選手」はどう見えるのだろうか。一部のファンはそういう選手の姿に呆れて野球から離れてしまうのではないか。
今苦しい立場のファンにソッポを向かれるような事はすべきではない。百歩譲って選手会としてどうしても抗議しなくてはならない事があるならファンの目のない所でひっそりと交渉して欲しい。球団だって今カネで揉めてる姿をファンに晒さない方が良い事ぐらいは理解できるはずだ。選手も球団も今のセンシティブな状況を見て今後は金の話はせめてウチウチでやるぐらいの配慮は必要だ。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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