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松本投手の乱調以外の部分にも語るべき点がある。(2020年10月25日対ホークス観戦記)

今晩は。今日は負けても冷静に振り返るtthgです。

試合の敗因としては松本投手が大きい。最低限2回には立て直してもらわないと勝てない。エースになるためにはこういう試合でクオリテスタートすらできないでは厳しい。そこは真摯に反省してほしい。一方でチーム全体として見た場合より深刻なのは初回の守りでの金子選手のエラー。周東選手の足と勝負してホームでアウトにしたいのは分かるし、そこでアウトにできたらチームとして乗っていけるのでアウトにしたい気持ちは分かる。しかし、それでも初回であり、後ろに逸らして更に一点献上は最もやってはいけない。無闇にバックホームしてバッターランナーが二塁に行くのもリスクとして慎重にならないといけない。そもそも周東選手の足ならばホームアウトにできるケースも限られるのだから尚更だ。そういうリスクを考えたプレーを中堅の選手でしかも外野のリーダーを務めるべきセンターがやっているようでは上は望めない。打った打たないや抑えた抑えないは時にどうにもならない。しかし、こうしたリスク管理は考え方一つでできる調子云々は関係ない話である。それをやらないのは根本的なチーム力に関わる。プロとしてできる事を当たり前にやるというのは強いチームの前提条件である。そういう勝てる文化を築いていかなければ本当に強いチームは作れない。その観点から言えば金子選手のプレーの方がチームとして問題である。



一方で、ホークスサイドに目を向けると2回で6-1とリードしたのにその後松田選手のホームランでしか加点できないのは寂しい。こう言ってはなんだが国場投手や田村投手をこの展開でボコれないのは物足りない。そもそも2回平井投手が登板した時は一死二、三塁でありそこで0なのである。明らかに押せ押せでも撮れない長い今のホークスの実態である。

一方で投手も2回1点取った後も一死一、二塁だったし、6回7回にもランナーが2人塁上を賑わせた。この3回のうち2回一本でていれば試合は大きく変わっていた。やはり昨日も書いたようにホークスのチームとして力は遠く離れたものではない。CSまでたどりつけるならば、ライオンズ次第で何とかなる可能性は追及するに値する。

でなんとかなる可能性が上がる要素を今日の試合から探すとまず、平井投手の上昇傾向である。tthgが見た中では1番良かったと思う。スライダーも切れていたし、左の外スラが効いていて左にも通用していた。何で連投なのに跨がせるのかという点は首脳陣に反省してもらいたいが、平井投手の状態回復が本格的なものであるならば中継ぎの考えかたもまた少し変わってくる。それから、今日は小川投手がら1回投げ切ったが小川投手は右の方が得意なのだから左神話に拘らなければもっと使える。5-6回を投げて勝ちパターンにつなぐ役割なら十分こなせる。平井投手と小川で2枚中継ぎの枚数が増えるなら余裕もできやすい。

もう一つは中村選手のタイムリー。昨日から連続で結果を出しており、一変する可能性はある。中村選手が去年の夏のモードになれるなら打線の厚みは全く変わる。源田選手、外崎選手、森選手、山川選手などが復調して中村選手もとなるなら現状のホークスとは比べ物にならない破壊力である。そうなる確率は低いとしてまそこには望みを持って明後日以降の試合を見たい。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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