序盤のリードと流れを断ち切る継投で勝った事は評価する。しかし、終盤の内容がダメすぎる。(2020年7月12日対マリーンズ観戦記)
今晩は。喜びと不安が交差するtthgです。
試合としては3回の栗山選手のホームランと5回の継投が大きかった。昨日残塁ばかりで効率の悪い攻めをしたし、最近は序盤で一気に点をとる試合も少なくそれが勝率に大きく響いていた。だから栗山選手のスリーランで差を広げたのは大きい。(ラグーンのおかげでレフトフライがホームランになった事は事実だが。)
5回裏の継投は試合の流れとしては良い判断だった。マリーンズの2番手小野投手が連続三凡でリズムを作りその後の攻撃で1点返した後のピンチ。序盤で点差がついた試合で逆転される数少ない条件をクリアしつつあり、マウンドにはスタミナ不安の与座投手。ここで流れを断ち切るべく勝ちパターンの平井投手は理にかなった戦略だし平井投手もその起用に答える投球をした。そして、それがスパンジー選手のツーランに繋がり中押しができた。(次の回マリーンズが左右を発症して小野投手を諦めてくれるという有り難い采配をしてくれた事も一因だが)この一連の流れについては評価できる試合だった。
しかし、我が目を疑いたくなるダメな采配もあった。それは平井投手の回跨ぎである。なぜ、点差が4点まで広がって無理させるのか。そんな起用をする気が少しでもあるなら前日の登板があまりに余計である。正直「だから言わんこっちゃない」という話である。こうなるから昨日負けてるのに平井投手を注ぎ込むのがあり得ない。基本イニングイーターにはなれない与座投手なのだから今日のような試合展開になる事は「素人」でも分かる。そんな事がなぜプロの監督コーチが理解できないのか。
2万歩ぐらい譲って間隔が開くと難しいという理由で登板させたなら回跨ぎはNGである。点差も開いたわけだから6回は小川投手や宮川投手で行けば良いものをなぜ回跨がせるのか。どうしても小川投手や宮川投手が信頼できないというなら平良投手に2イニングである。平井投手を酷使したら肝心のCSで潰れたのである。その教訓からすればこんな時期から連投回跨ぎとかやってる場合ではない。今一度去年なんで日本シリーズに行けなかったのかという事を良く考えるべきである。
打線の方も、7-9回にランナーを出しながら中村投手を崩せずダメ押しができなかった点は反省が必要である。特にスパンジー選手の8回の併殺と9回の岸選手の牽制死は頂けない。相手が打たれる事よりも投手を浪費するのは嫌という意図で実績のない中村投手を続投させてるのにダメ押しが出来ず勝ちパターンを消費する羽目になった事は痛かった。
なお、スパンジー選手は21試合で3本なので144試合で20本以上ベースであり7-8番で時々大きいのがあるという選手としては使える。ただし、キャラが川越選手と丸かぶり。下位に率は残らないけど時々大きいのが2人いるのは打線の繋がりという意味で難しい。今のところ川越選手が完全なる下位互換なのでスパンジー選手を残して川越選手を下げるというのが現実的か。ただし、川越選手の代わりに試したい選手が難しいのも事実。山野辺選手DH、栗山選手レフト、スパンジー選手ライトあるいは捕手岡田選手、DH森選手、栗山選手レフト、スパンジー選手ライトぐらいしか手がない。打率1割の木村選手は川越選手と大差ない上伸びしろにかける。岸選手を試すか、守備と走塁では貢献できる金子選手の復帰待ちか。今日の7-9回の攻撃を見ても下位打線の構成は大きなも問題である。
各回のtthgの感想は下記の速報版にまとめておりますのでそちらもご覧ください。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
本記事を評価頂けるようでしたら下記のバナーのクリックをお願いします。本ブログのブログ村におけるランキングが上がりtthgのモチベーションになります。
本ブログは管理上の理由からコメント欄を停止しています。コメントがある場合は、お手数ですが下記のツイートのリプでお願いします。
観戦更新しました。勝った事は良いけれど課題も大きいというのが素直感想です。#埼玉西武ライオンズ#seibulions https://t.co/iLYHmOhbYM
— tthg1994 (@tthg1994) July 12, 2020