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球速を判断する時の視点。

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今晩は。tthgです。

今日はまず、前置きから。先日の記事について首都圏さんが下記の記事に置いて賛同の意を表明してくださったので紹介したい。

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上記の一連の記事で取り上げた無観客試合用の特典チケットについてはtthgも購入した。妻の分も購入したので応援ボードのメッセージをじっくり考えたい。

さて、今日は少し球速の話をしたい。昨日の記事で松坂投手や増田投手の球速から不安点を述べたが、球速は扱いが難しい。球速があっても打ちやすい球と打ちにくい球があるというのは良く言われる事で、時に素人が簡単に判断できない領域であることは確かである。


しかし、全く判断できないものかというとそうではないとtthgは考えている。まず、判断が難しいのは投げ方の違う投手を比べる時、球速は参考情報である。投げ方が違えば球速以上に球の質は違う。例えば、与座投手と松坂投手の130キロ前半のストレートは決して同じ評価にはならない。本田投手の140キロと松本投手の140キロでも違う。(個人的には球速がなくても抑える本田投手が好みだが。)

しかし、同じ投手が、同じ投げ方をして同じスピードガンを使っている場合のスピードの違いは基本的に信用してよいとtthgは考えている。同じ松坂投手でも昔の剛球を武器にしていた時代と動くボールで抑えようとしている今では球速の差だけで判断するのは危険だが、春先と今では投げ方が変わっていないので、その差は基本的に信頼して良い。特にメラドで計測した数字はスピードガンの質にも左右されないのでその精度は上がる。松坂投手の場合膝の不安という要素があり、スピードが一般的に上がってくる今、逆に5キロ前後下がるのは膝が完調でないという可能性が高い。(治っていても動かなかった分の調整不足や身体のバランスが悪くなったなどのネガティブ要素があるかもしれないと疑う要素になる。)

増田投手の場合、ここ数年ストレートの球速と調子の良し悪しが連動しており、球速低下は基本的に良くない証拠である。ただし、この経年の変化を考える場合、スピードガンの質が変わっている場合は参考外になる。だが、平良投手、平井投手、今井投手、松本投手などの昨年から続いているメンバーに顕著な低下が見られない事からすればメラドの球速表示の基準は変わっていないと見るべきである。そう考えると、2017の好調のシーズンだと150オーバーだった増田投手のストレートが基本的な投げ方を変えていないのに145を割ってくる状態はあまり良くはないと判断できる。

このように、比較対象を限定すれば素人でも球速を元にある程度推測は可能であり、パリーグTVの過去映像などを参照すれば球の力感などによって更に精度の高い判断ができる。今は素人でもデータが持てる時代なので球速一つとってもこうした仮説を立てて検証すればさらに野球を楽しめる。少なくとも理論的な検討が大好物のtthg的にはこうした事ができるのは本当に楽しい。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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