三軍の高知移転でベテランの調整と育成の競争激化の両立を。

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おはようございます。早起きに成功したtthgです。

先日、松坂投手の調整方法についてsinddarさんと議論した時に気温が低い春の所沢に戻すより、キャンプ地に残って調整する方が怪我リスクが減るのでは?という話が出た。春の所沢の寒さはベテランには辛い。調整方法として5月からと割り切って調整するのは一つの手である。ベテランほどシーズン通して活躍する体力を維持するのは難しく、一月遅れで開幕する方が最後まで持つ可能性が上がるというメリットがある。毎試合出る野手は戦力ダウンが否めないが週一登板の先発投手なら一月遅れの開幕のデメリットと低減される。



ただ、キャンプ地に残っても一人ないし、ベテランだけで練習するのはデメリットも大きい。実戦はできないし、守備練習なども限定される。そこで、いっその事、三軍の人数を増やしてキャンプ地の高知に常駐させてはどうか。一月遅れ組は三軍に混じって調整し、紅白戦や四国アイランドリーグと交流戦でもやって実戦の場を確保すれば良い。

三軍側としては一軍や二軍と隔離される事で、「自分はプロとして半人前なんだ」という自覚を促し、ハングリーになれる。四国アイランドリーグと交流戦をやればリクルート面でもプラスだし、独立リーグとやって負けるようではお尻に火がついて頑張るという事もあろう。

三軍で結果を出した者を二軍の成績下位者と入れ替えを行えば、二軍の選手にも危機感を煽る事ができる。現状でも三軍行きという選択はできるが、物理的な勤務場所は変わらない。それが三軍行きを命じられたら所沢からも弾き出されるとなれば、「解雇寸前」という危機的な立場が見える化する。シーズン中でも、ある日突然隣のロッカーを使っている同僚が高知行きでいなくなり二度と戻ってくるがないという現実を二軍の選手が見るのは、二軍の選手の危機感を煽るのに最適である。

三軍は所沢に行きたい、二軍は高知には行きたくない。そういう明確な競争条件がある方が選手は育つ。ベテランの春先の調整場所の確保と育成における競争を煽る事を目的として高知に三軍を移転するのは一石二鳥の良策である

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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