フレーミングを機械化でなくすべき理由。

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今晩は。フレーミングを深く考察するtthgです。

先日フレーミングを機械化判定で解決すべきという下記の記事を書いたが、Twitterでsinndarさんと議論していく中で、tthgの意見は少し誤解されている可能性があると感じたので、少し補足したい。

お股ニキ氏のストライク判定へのコンピュータ導入反対論は暴論。積極的にコンピュータ導入を検討すべき。


まず、tthgは現状のルール下でのフレーミングには反対しない。むしろ、それを推奨したい。なぜかと言うと、フレーミングしないとストライクをボールと言われるからだ。それを修正する努力はプロとした当然だ。そして、それをやろうとすればその過程でボールをストライクと判定するケースを避けられない。

それから審判に誤解を与える行為ようなズルい行為は全て禁止という極端な意見をもっているわけではない。人が裁く以上誤解や錯覚があり、それを含めて駆け引きするのはプロの技である。tthgはそうした技には基本的に好意的である。その意味で言うと、上記の記事で紹介したお股ニキ氏がフレーミングという職人芸的技が廃れるのは嫌だと気持ちは理解できなくもない。



しかし、それでもフレーミングがない方が良いというのがtthgの意見である。なぜかというと、フレーミングは打者とバッテリーの間に駆け引きが成立しないからだ。捕手のフレーミングが上手いと一方的に打者がリスクを背負う。本来のストライクゾーンで判断をしても捕手の取り方一つでボールをストライクと言われてはゾーンを広げてボール球を打ちにいくしかなくなる。

例えば、2塁走者からの情報伝達は禁止行為だが、これはサインを盗まれる側にも対抗手段がある。勝負どこだけサイン変える。わざと反対のコースに構えるなどして相手の情報戦を逆手に取って対抗できる。そういう駆け引きはズルいかもしれないが戦術として認めるべきである。

だが、フレーミングには打者側に対抗手段がない。あるのは打者がリスクを負うということだけだ。それは電子機器を使ってサインを盗む事ど同様に一方だけがリスクを負わされる行為であり、それは、無くせるなら無くした方が良いとtthgは考える。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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