ライオンズに3軍を~育成戦略~
ライオンズがまた黄金時代を迎えるには、避けて通れない話題が「育成」である。親会社の西武グループの資金力に限りがある以上、「育成」で選手を育てないと常勝軍団への道はない。(身売りという選択肢もあるが、個人的には「西武」でないライオンズは観たくない)
ライオンズの育成自体は決して悪くない。今年のレギュラークラスは基本的に生え抜きだし、秋山選手、山川選手、中村選手、栗山選手、などは、新人の時からレギュラーではなく、2軍からじっくり育ってきた選手である。
しかし、現在パリーグの頂点にいるホークスの育成には及ばない。ホークスはお金をかける補強もするが、育成力も高い。甲斐選手、石川選手、千賀選手、飯田選手、二保選手と育成の星が非常に多い。そのホークスが持っている「三軍」はライオンズも真似るべきである。ライオンズの育成力自体はホークスに劣らないが、絶対的な「量」が不足している。特に投手不足は喫緊の課題であるが、ある程度「量」を確保しないと質も上がらないというが現状であると思う。お金を持っている球団に育成で負けたら勝ち目がない。
まずは、育成を20人くらい契約して3軍を結成しはどうか。(一人300万としても20人で6000万である。メヒア選手の5億の年俸をちょっと削れば出せる金額である。)
具体的な運用についてだが、3軍の試合をどれだけ確保できるか?という点がポイントだが、3軍をそのままBCリーグに参戦させてみてはどうだろうか。BCリーグ側としても三軍と言えどライオンズが参戦してくれれば、興行的にはメリットがある。また、真剣勝負のリーグ戦を戦うことは、育成選手にとって単なる練習試合を重ねるより、良い経験になる。さらには、BCリーグの選手から金の卵を発掘する可能性もある。(BCリーグの選手からすればアピールのチャンスでもある。)
3軍作成とBCリーグ参戦はノーリスクハイリターンの案だと思うがどうだろうか。
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