野球界におけるコロナウイルスリスク。
今晩は。感染症対策に敏感なtthgです。
一向に止まるこのないコロナウイルス騒動。tthg的には先日も書いたように今のところ過剰反応だと思うし、今朝の日経にも今のところ致死率ベースで見ると毒性の強いウイルスではないと専門家の意見が出ていた。情報の不確かで衛生環境も良くない中国の事情は別にして日本国内で死亡例が報告されていない点から見ても今のところ毒性は強くないと判断するのが妥当なのだろう。しかし、それと今起きているマスクが軒並み無くなるというパニック状態はなかなか厄介な問題だ。このままの状況だと一箇所に何万もの人が毎日集まるプロ野球の開催は感染を広げるリスクがあると槍玉にあげられかねない。
理屈で言えば毎日あれだけ人が集まったら多少のリスクはある。エンターテイメントの現地なんてそれを気にしてたら行けるところなんてどこにもない。罹患したら即死亡の危険があるとかなら別にしてそれぞれが感染対策として手洗いうがいをして調子が悪い時は自粛することというマナーを守れば良いだけの話だ。
しかし、誰もがスマホを持ちちょっとした操作で情報を発信できる時代にパニックになったらそうそう収まるものではない。一度プロ野球開催が槍玉に上がったらある程度覚悟しなくてはならない。SARSの時などを思い出すと夏場近くまで騒動が収まらない可能性は多いにある。そう考えるとコロナウイルス騒動は大きなリスクである。
悲しい事に本件は空気がどう変わるかという話しなので野球界がどうこうできる話ではない。野球会がコロナウイルスの致死率の低さとか言っても「興業目当てにでたらめ言いやがって」としか捉えてもらえない。できる事は引き際を誤らない事だ。中途半端に強行開催しようとしてやめるというのは印象が悪い。明確なラインを決めてそのラインまではへんな言い訳せずにやり、ラインを超えたらスパッとやめる。そこからブレない事がリスクを抑えることに繋がるとtthgは考える。一つの目安は五輪だろう。五輪が延期なりを本気で決めた時には、「四年に一度のイベントが対応したしたのになぜ野球はやっているのか?」となってしまうので流石に風評被害が開催しない金銭的リスクと比較しても大きすぎる。
とは言え、プロは興業しなければ一銭も入ってもこない。最近は雨天中止すら勿体ないという考えの中、開催しない金銭的リスクはあまりに大きい。やるやらないは簡単には決められない。騒動が大きくなってから慌てて議論してはおそらく最適解にはたどり着けないだろう。今のうちからNPBの中でも極秘に開催を自粛する条件を検討しておくべきである。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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— tthg1994 (@tthg1994) February 6, 2020