十亀投手の好投と守備の頑張りを終盤のミスのオンパレードで見殺し。(2019年9月12日対ホークス観戦記)
おはようございます。ある意味スッキリしているtthgです。
素晴らしい試合だった。どっちが例え負けても多少は良い試合だと振り返ることのできる勝負が展開された。これこそプロと言いたくなるぐらいだった。7回裏までは。8回以降は今年のチームの弱点がモロに響いて、十亀投手の好投とそれを盛り上げた守備の貢献をぶっ壊してしまった。少なくとも同点延長可能だったし、やりようによっては勝っていた。実に悔しい試合だった。
8回表に出てきた平井投手が全くダメだった。いきなりグラシアル選手に先制ホームランを打たれ、その後もアウトが取れず1死しか取れなかった。本人はメディアでこれからは何連投でもすると言っていたようだが、シーズンの酷使の影響は否めず連投で同点の痺れる場面を抑えられる余力はなかった。シーズン序盤に平井投手抜きで勝てたであろう試合に何試合も使ったツケを払っているとしか思えない。本人もそれを志願していた節があり、その結果昨日打たれるようではプロとして体調管理がなっていないと言われても仕方がない。
首脳陣その平井投手が不調なので小川投手にスイッチ。小川投手が調子が良いのに一死とったとこで左右を理由に平良投手にスイッチ。ここ一番なので少しでも抑える確率を上げたいという事なのだろうが、ハッキリ言ってこの交代は無駄だった。それなのに1点差に追いついた9回は平良投手を続投。1点差に追いついて少しだけど勝つ道が開けたのだから、回マタギの平良投手ではなく増田投手である。前の回に惜しみなく3人つぎ込んで止血したのにここで節約は理屈が通らない。これが裏目に出て、致命的な1点を献上してしまう。
これも今シーズン何度となく繰り返されてきたミスである。そもそもヘロヘロの平井投手と小川投手や平良投手のどちらが確率が高かったのか。同点だった事もあり、後者にかけるという選択肢もあったはずだ。ブルペンで平井投手の調子をどう判断していたのか。ベンチにある電話はそれを確認するはずの道具だが、故障でもしていたのだろうか。
9回表も、バッテリーエラーと中村選手の緩慢なタッチというミスもあった。守備はスーパープレーも数多くあるが、イージーミスも多いという弱点がモロに露呈した。せめてどちらかがなければ0で抑えた可能性があっただけに痛すぎる。中村選手のタッチについては決定的証拠はないのにリクエストで覆すのは如何なものかと思わなくもないがあんなに完全アウトのタイミングでしっかりタッチしてないので言い訳にならない。
そして、これらを全てひっくり返す打線の活躍が必要なのが今のチームであるが、それもなかった。特に7回一死二、三塁、8回二死二塁、9回一点差に追いついてなお一死一塁で打てなかったのは痛い。どれも流れがライオンズに傾きかけたところで後一本が出なかった。なんだかんだで2点で勝てるチームではないので打線は求めらる仕事ができなかった。
昨日に関しては、本当に期待したいたが、終わってみれば良くも悪くも今年のチームらしかった。今のチームはこれが実力なのである意味スッキリしている。残り試合全勝のつもりで頑張って欲しい。
なお、各回ごとのtthgのコメントを速報版にて記事にしております。本記事にまとめきれなかった部分もありますのでよろしければ下記の速報版もご覧ください。
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