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ファイターズの目先の勝利だけを追わない采配の隙をついて勝利。しかし、勝ちパターンの疲労が心配。(2019年8月20日対ファイターズ観戦記)

今晩は今日の勝利で一息つけたtthgです。

今日の勝因の一つは、チグハグ采配である。中田選手の離脱でサード近藤選手レフト王選手の攻撃シフトの布陣を敷くも、近藤選手はエラー、王選手は弱肩で失点した。一方、攻撃シフトは打率1割の清宮選手をファーストで使い、しかも四番。そしてその清宮選手は4回無死一、二塁で凡打。それぐらいなら、レフト近藤選手、ファースト王選手、サード石井選手ショート中嶋選手の方が守備も攻撃も良いというものだ。ただし、栗山監督の凄いとこはこういう起用をして守備で失敗したり、チャンスで打てなくてもこれをやり続けるとこである。去年は渡邉諒は選手がセカンドでポロポロやるは打てないはだったが今やレギュラーセカンドだ。だから育つ。この点はライオンズも大いに参考にすべきだろう。


さて、ライオンズの方はファイターズの目先の将来だけを追わない采配の隙をついて勝ったことは評価できる。相手のミスを秋山選手が逆転打でつけ込んだ。今期の秋山選手は打点の面で寂しいのでポストシーズンに向けて打点を増やす事はチームにとって大きいという面もある。山川選手は追加点となるタイムリーを放ち、8回に球をよく見極め価値ある四球を獲得した。そのチャンスで木村選手が放ったヒットを黒田コーチが王選手の肩を良く見極めゴーのサインで追加点をもぎ取った。

投手の方は今できる最善の継投をして勝った。しかし、後ろの3枚は更に疲労を溜め込んでしまった。ニール投手には7-8回まで投げて欲しかったが、微妙にボール先行になり球数が嵩んでしまった。なんとなくゾーンの周辺に動くボールを投げ込むタイプなので、少し感覚がズレたり見極められたりすると球数が嵩むのは仕方ない。

明日は榎田投手でここも長い回は難しい。明日も勝ちパターンに頼ればこの連戦を乗り越えるのは難しい。下手に彼等を出して負けようものなら目も当てられない。下からロングタイプを上げて榎田投手と2人で8回ぐらい投げてもらい打たれたら仕方ないという起用の方が打たれるリスクは上がってもリターンは大きい。明後日も誰が来るか不明だが本田投手ならブルペンデーもあり得るのだから。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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