1回裏の微罰交代からバファローズは自滅の道を歩んでいた。(2019年8月13日対バファローズ観戦記)
今晩は。今日は完全休養してたtthgです。
まずは、本題に入る前にホークスの動向について一言。下記の記事でホークスの復調について疑問を呈したが、見当違いの可能性が高くなった。お詫びして訂正したい。
今日もホークスは貧打だったが、髙橋礼投手の好投で勝利。打者の主力が帰ってきたから復調したとは言い難い面もあるが投打が噛み合って上昇してきた。こうなってくるとチームの空気がよくなるので他力本願は難しく、自力で追い上げなくてはいけなくなる。自力前提で5ゲームはかなり厳しいが、ライオンズも状態が上向いているので、そこに少しだけ可能性はあるとtthgは考えている。
さて、今日の試合について。4回の田嶋投手の退場と佐野投手の好投が大きなポイントだったことは間違いない。だが、tthg的には1回のバファローズの佐野選手を西村監督が微罰交代させたことも大きいように思う。その佐野選手の代わりに出たのが後藤選手で、3回に後藤選手が死球を受けるといきなり西村監督が後藤選手に駆け寄り他の選手がそれに続いて一触即発の空気が醸成される。西村監督が出てきたのは1回に佐野選手を代えていたため後藤選手が退場されては困るという気持ちがあったように見受けられる。実際、西村監督はこの時点でライオンズの選手をなだめるような仕草をしており、抗議もしていない。しかし、先日相手の死球に西村監督が激怒した経緯があるのでバファローズの選手は監督に乗り遅れまいとベンチを出てしまった。そのためライオンズの選手も反応してしお互い臨戦態勢になってしまった。それが真相でははなかろうか。そして、この空気感が4回の若月選手の死球で爆発し乱闘。結果、警告試合となりこれが田嶋投手退場の要因となる。
若月選手の場合満塁で死球で一点献上する場面なので故意はあり得ない。ライオンズ投手陣の制球力が情けない面はあるにせよ冷静になれれば乱闘するような死球ではない。冷静になれなかったのは、2回に西村監督が後藤選手の死球にベンチを直ぐに出て行ったことが原因であり、西村監督が出てきた要因は既に佐野選手を代えてしまったことからくる心配な気持ちだった。
もちろん、こうした未来を1回の時点で想像しろというのは無理である。だが、一般論として負傷のリスクは常にある。一方、白い屋根と西日が入るメットライフの環境は外野手泣かせであり、微罰交代させる程のミスではない。後藤選手の負傷交代のリスクを負ってまで微罰交代させるべき場面ではなかった。そう考えると、後先考えずに微罰交代をした西村監督の1回の采配も一定程度勝敗に影響を与えたと言って良いはずだ。
昨日に続き相手のミスに付け込んで勝つことができた。相手のミスなので手放しに喜べないが、序盤は相手のミスがあっても勝てなかった。それを勝利につなげられるようになったのは大きな収穫だ。冒頭述べたように手遅れ感はあるが、なんとかホークスに食らいついて9月頭までにゲーム差を3つは縮めたい。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
なお、各回ごとのtthgのコメントを速報版にて記事にしております。本記事にまとめきれなかった部分もありますのでよろしければ下記の速報版もご覧ください。
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