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幸運に支えられた勝利(2019年7月16日対マリーンズ観戦記)

今晩は。ライオンズが勝ったのにスッキリできないtthgです。

現状一つでも勝ちが欲しいのは確かだ。しかし、勝ってもこの内容ではスッキリはしない。ハッキリ言って幸運に助けられた勝利だった。

まずは投手陣。十亀投手の5-6回は球にバラツキがあり危なかった。5回表二死一、二塁からの鈴木選手への最後の球はほぼ真ん中のストレート。打球が正面を突いたから助かったが内容的には負けていた。次の回先頭の角中選手もヒットを打っており、鈴木選手の当たりが抜けていれば炎上していた可能性は高い。幸運な事にレアード選手以下角中選手より後の打者が淡白に凡退してくれたので助かったが内容は危なかった。そして、もう一つ昨日マーティン投手が逆転された7回が下位打線だった事も大きい。先頭の井上選手は昨日ホームラン打っているが、最悪ソロはOKな上ランナーに出してもお荷物なので与し易い。5-6回の十亀投手の不安定感からすれば、いつもの先発引っ張り過ぎた挙句に大火事という事態を起こしても不思議ではなかった。その意味で7回の打順は有り難かった。


8回平井投手は5点あるんだから佐野投手で締めとこうよという気持ちもあるが初戦を落としてる上、他の目ぼしい中継ぎは大方昨日投げているので選択自体に文句はない。しかし、平井投手は荻野選手にイキナリ、スリーベース。後続は抑えたが三振の取れない投球は不安である。9回の増田投手は制球がイマイチで井上選手にレフトへ大飛球を飛ばされた。7回に点を取れていなければ8-9回でひっくり返ってもおかしくなかった。明日僅差の展開になったらと思うとゾッとする。

打線の方は昨日に続き後一本病。2回は栗山選手の併殺崩れがリクエストで覆ってチャンスをもらったのに金子選手が打てず。5回は今までのリクエストの傾向からするとアウトと言われそうな金子選手の盗塁がリクエストで覆って無死二塁をもらったのに木村選手が進塁打も打てず。6回は山川選手が当たってないように見えるのに死球アピールしてチャンス拡大。それを森選手がタイムリーで点にして、更に無死一、二塁。完全に押せ押せなのにそこから追加点が取れない。

こんだけ拙攻したら普通勝てない。それでも勝ったのはマリーンズが情け無いと共に幸運だったと言わざる負えない。去年も試合の最初のほうにチャンスがあれども取れない日はあった。しかし、そんな日でも4-5回には、先発を打ち崩して大量点を取っていた。去年の場合は序盤の拙攻も相手投手への重圧として機能していた。だから、レベルの低い投手は中盤まで持ち堪えることは難しかった。上手く言えないが、今の打線は点は取っても相手を圧倒するような力を感じない。せめて相手投手がビビるような打線の破壊力を取り戻さない事にはホークスとの戦いの場にすら立つ事は難しい。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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