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様々な悪条件を乗り越えて7回投げ切ったカスティーヨ投手と粘り強くベイスターズ投手を攻略した打線が噛み合った勝利(2018年6月5日対ベイスターズ観戦記)

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おはようございます。カスティーヨ投手の変貌ぶりに良い意味での驚きを隠せないtthgです。

昨日のカスティーヨ投手は本当に良く投げてくれたと思う。打線は6回まで3点取ったとは言え後一本病気味。3回は、一点取られてなおランナー3塁で筒香選手のラストボールを最高のコースに投げるもののボール判定で四球。4回は二死から外崎選手のエラー(照明の影響があって不運だったようだが)と森選手のパスボールで二死三塁のピンチ。どちらかと言えば精神的に切れやすいタイプのカスティーヨ投手ということを考えれば、大量失点してもおかしくない状況だった。しかし、いずれのピンチもしのいでくれた。5-6回は三凡で、スタミナ切れっぽい7回もしのぎ切った。

昨日は球自体も多少制球が良かったが、精神面で乱れなかったことが大きい。これまでのカスティーヨ投手は突然乱れて修正が効かなくなる回がやってくるので、どんなに良い投球をしても信頼はできなかった。しかし、昨日は普通の投手であれば崩れてもおかしくない状況で踏ん張ってくれた。昨日の投球に再現可能性がどれだけあるのか不明だが、仮に昨日の投球を常時できるなら極めて信頼度の高い先発の駒になる。

打線も悪いなりに良く頑張った。確かに1回の森選手の犠飛の二死一三塁、3回の一死二塁、4回の中村選手の犠飛の後の一死三塁、5回の一死一三塁で点が取れなかったことは反省すべきだ。しかし、それでも犠飛で2点は取って最低限の仕事はしていた。球数を投げさせて嫌なウィーランド投手を6回途中で降板させたことも大きかった。また、6回は一点差のままチャンスでカスティーヨ投手に回ったら代打という選択肢があっただけに、外崎選手のホームランは理想的な加点方法だった。(仮に金子選手まででヒットで点を取っても一点取ってなおチャンスという状況でも代打が検討され得るので、あそこはホームラン以外の点の取り方はNGだった。)7回以降は1発攻勢で9回を田村投手で賄うこともできたし、負けパターンの中継ぎを引きずりだす展開になれば今日も勝てる見込みがたった。

カスティーヨ投手の我慢の投球と打線の悪いなりの仕事の成果が噛み合って勝利した試合だった。こうした試合を続けていくことで投打の信頼関係が強化されて強いチームになっていく。今日も同様の仕事を期待したい。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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