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福岡で逆転勝ちできたことは大きい。しかし、時すでに遅しの可能性大。(2019年7月10対ホークス観戦記)

今晩は。8連戦でブログの更新が多少しんどいtthgです。

試合の転換点は5回表の攻撃。ここまで伸びのあるストレートで空振りを取りまくっていた和田投手が二つのホームランで同点に追いつかれる。球速表示自体は落ちていなかったがベテランということもあり、球威は落ちていたのだろう。そこからアウトが取れなくなり、二死一二塁でアクシデントで降板。緊急登板の田中投手も流れを止められず外崎選手のスリーベースで逆転。同点までは行くけどあと一本が出ず、結局負けるパターンにはまりがちな今年のシーズンだが、今日はアクシデントでもらったチャンスとは言えきっちりものにすることができた。

それだけにとどまらず、1点差に追い上げられた7回にも山川選手と中村選手の連続ホームランで突き放すこともできた。今年は数少ない逆転に成功したゲームでも投手がそれを守ることができずに再逆転されるということすらある中、追撃できたのも大きい。


そして、何よりそのゲームをヤフオクでできた。ヤフオクで対等に戦えるならCSという制度を利用して日本一を目指すという選択肢もでてくる。ただ、それでも圧倒的に時間が足りない。結局この3連戦でも負け越し。これがシーズン序盤の3連戦の話なら「今年はヤフオクでも対等に戦っていける」となるわけだが、今年のヤフオクの試合は残り2試合。ヤフオクで自信を持ってホークスに戦いを挑むようになるためには少なすぎる。今からホークス相手にヤフオクで6戦中4つ勝つという未来は今だに想像できない。

ただ、それでもこの試合はポジティブな要素はあった。外崎選手と山川選手が結果を出してオールスター明けの試合を気分よく迎えることができる。今の打線は彼らの活躍なしに成り立たないので大きい。また、ニール投手の連続の好投は非常にポジティブな結果だ。シーズン当初よりも球の力が有り変化球もまとまっている。スタミナも持つようになり、降板時も球速は140半ばを計測していた。個人的にはもう一人投げさせても良いぐらいだったと思う。彼が6回を投げ切れる投手としてローテを回せるならオールスター明けの戦いはだいぶ展開が変わってくる。

一方心配なのは武隈投手。球威がないたいぷなのでピンチの火消しに向かないという用兵に難はあったが、球速は140切るぐらいで制球もなく真ん中ばかり。経験値の少ない周東選手だったからチェンジアップで誤魔化して同点は防いだ。しかし、今後厳しい場面で使い続ける状態ではない。8回の平井投手の3連投はオールスターブレイクがあるのでという理由だろうが、平井投手はそのオールスターも投げるのである。ただ、今日問題なのは3連投になる平井投手の代わりになぜヒース投手が出てこないのかという点である。一昨日は一、三塁で一打サヨナラの場面で「ヒースだと走られる」という理由で温存。一塁ランナーは併殺以外では関係ないのにランナーが理由というのは解せない。走られてもヒース投手の奪三振率の高さに期待すべき場面である。そして今日も4点差でも3連投になる平井投手のほうが信頼できるという判断をされている。そこまで投げさせたくないなら、1軍の外国人枠ではもったい。そこまで使わないなら郭投手を使っていくべきである。

結局これらの不安要素を加味したとき、一度ヤフオクで逆転勝ちしたからと言ってCSに期待することも難しいという結論にならざる負えない。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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