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ホークスが僅かな隙を見せたが、その隙をついて逆転できる未来を想像できないほどライオンズのチーム状況は深刻だ。(2019年7月9日対ホークス観戦記)

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今晩は。諦めた諦めたと言いつつ試合を観てしまうtthgです。

初回の攻防を見た時点では昨日の勢いそのままにワンサイドを覚悟する展開だった。1回表の攻撃で秋山選手がいきなりスリーベース。一気に大量点を取りたいところだったが、中軸が打たず外崎選手の内野ゴロの間に1点取るのみ。逆にホークスは十亀投手に襲いかかり3得点。二死二、三塁からの甲斐選手の投ゴロも強い当たりであり、崩壊が近い様子だった。

しかし、2回からは試合展開がガラリと変わり、ホークス打線は閑古鳥、ライオンズは毎回のようにチャンスを作るも後一本が出ない。結局2回以降投手が完封したのに1点及ばす敗戦。


今日も今年上位に行けない理由を良く教えてくれる試合だった。打線はヒットや四球で出塁はできるが、肝心な所で打てない。打線の数字だけを眺めるならもっと点が取れそうなのだが、実際は取れない。各打者の好不調が噛み合わず打線が線として機能していない。投手の方ば局所的に頑張るのだが、勝ち結びつく投球ができない。今日は初回守りさえ点を取られなければ勝てたのだがそこで守れない。トータルでは3点だが、野球はリードを守らないと勝てないゲームなので、味方が稼いでくれた点以上の失点をした場合の評価は限定的なものにならざる負えない。

結局の所、今のチームの実力的に致し方ない結果なので受け入れるしかない。tthgも含めて我々ファンは、去年の結果に少し舞い上がっていたのかもしれない。少なくともtthgが見てきたここ30年間の野球界では打線で勝ったチームが連続優勝した例はない。打線はどんなに強くても歯車が狂いやすく安定した戦いは望めない。去年と比較して打線のポテンシャルは著しく落ちたわけではない。浅村選手は抜けたが、今年は中村選手が最初から働いてくれている。しかし、現実には中村が機能しなかった去年の前半と比べても破壊力は劣る。やはり、打線は当てにならず、投手力が安定しないと野球を長期的に勝つのは難しいということだ。

今日の戦いぶりからするとホークスも万全ではない。工藤監督の我慢できない投手起用による疲労蓄積はそれなりのリスクファクターだし、打線も十亀投手相手に打てなさ過ぎである。うちの投手陣がまともでホークス戦以外に取りこぼしはしないという体制なら、付け入る隙もありそうだが、ライオンズは上述の通りの有様なので5割キープするのがやっとというのが現実だ。

ホークスに少しほころびが見えても、追い上げられそうと思えない現実がライオンズのチーム状況の深刻さを物語っている。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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