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今年の悪い所を全て凝縮して致命的な敗戦。(2019年7月8日対ホークス観戦記)

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今晩は。脱力感が半端ないtthgです。

7回と9回の攻撃で「これはもしかしたらホークスに大きな爪痕を残して反転攻勢のキッカケになる勝利を手にできるかも」と本気で思った。既に今シーズンは終戦と宣言しているtthgにとっては少しだけ都合の悪い展開である。しかし、それでもライオンズが勝つならtthgが恥をかくぐらいなんともない。と覚悟をきめたがそれは無意味だった。上林選手の起死回生の一発と延長での拙攻の嵐で最後はサヨナラ負け。反転攻勢どころか数字上も致命的な敗戦となった。


今日の敗戦はある意味今年の悪いとこが全てでた一戦だった。天敵であるミランダ投手相手に打てない。それも絶好調ではなく、制球に苦しむミランダ投手なのに打てない。打てないだけでなく四球すら選べない。先発の髙橋投手は内容は良かったが、不用意な一髪に沈んでしまった。打線は遅まきながら6回の山川選手の1発を起点に7回に同点に追いつくも、押せ押せなのに逆転できない。そして、降り出しに戻ったのにマーティン投手が崩れて追加点を許す。

そのまま負けるのが今年の野球だが、唯一違ったのが9回表に森選手のホームランで逆転した事。流石にこれで勝ったと思ったが、増田投手が踏ん張れない。同点延長になった後はベンチが理解できない采配を繰り返す。11回裏、先週酷使した佐野投手を連投で投げさせる。勝負どこだから使いたいのは分かるけど、それならなんで昨日使ったのかという話。起用の基準はホークスが守備固めでやたらと左打者が多かったという左対左への強いこだわり。無計画な中継ぎの酷使と右、左への異常な拘りがこのリスキーな采配につながっている。

ただ佐野投手はこの過酷な環境の中で良く投げてくれた。ここは数少ないポジティブ要素だった。しかし、それを勝ちつなげる采配ができない。12回先頭の中村選手が四球で出ると栗山選手にバント。椎野投手はこの緊張感の高い場面でテンパってストライク入らないのにアウトをやる必要はない。打席には、四球狙いに関してはこれ以上の適任はいないと言っても過言ではない栗山選手。さらにはブルペンには信頼度の高い投手は残っておらず1点では不安という事情もある。それでも思考停止しているベンチはバントを選択した挙句後続が打てずに勝利の可能性を完全に消してしまった。

せめてなんとか引き分けに持ち込みたいが、裏の守りで佐野投手続投。佐野投手への酷使という問題だけでなく、連投かつ回マタギで疲労感の強い佐野よりヒース投手の方が下という発想になぜなれるのか全く意味が分からない。結局佐野投手が打たれて負けるわけだが、佐野投手が可哀相な投手起用だった。

投手は踏ん張れない。打線は後一本が出ない。采配は思考停止。それでは勝てない。ある意味悪いとこ全て出して負けて数字上も厳しくなったので潔く優勝諦めるには丁度良い試合なのかもしれない。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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