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敗因は単純に打てなかったこと。(2019年7月7日対マリーンズ観戦記)

今晩は。休日出勤で疲労感が強いtthgです。

今日も休日出勤で疲れたので速報版はなしです。

本題に入る前に一言。強い雨と大風の中で100球近く投げている松本航投手を続投するのは、試合を壊す危険があった。ロングリリーフの後中1登板で今週既に71球投じていた佐野投手を更に酷使してホークス戦のビハインドでの継投を難しくしたことは間違いだった。森脇投手が試合を壊してしまった後の8回は松本直投手で行くべきだし、そもそもその松本直投手も疲弊気味なのに代わりを二軍から上げなかったことも問題である。


しかし、今日負けたのはその継投判断が原因ではない。5回の三つのエラーが原因でもない。原因は土肥投手を散々チャンスがありながら、打てなかったことだ。またその付随要素として3回のリクエストミスで先制点を逃して土肥投手を助けてしまったことだ。土肥投手は昨年のOP戦で見た時から天敵になりそうな予感があったが、今日見事にやられてしまった。しかし、まったくノーチャンスではなかった。むしろ、チャンスは普通なら滅多打ちで炎上になるぐらいたくさんあった。しかし、一つ一つ指摘することすら面倒くさくなるぐらいチャンスで打てなかった。これでは投手不安がないチームだってそうそう勝てない。5回の守備のミスも単純にエラーした者を責めることはできず、チーム全体でチャンスを逃しまくったことでリズムが乱れたことも考慮しなくてはいけない。前半のチャンスをものにしてそれなりにリードしていればなし崩し的に勝った昨日のような試合もあり得たのに実にもったいない。

更に言うと、3回二死三塁からの源田選手のファーストゴロにおけるリクエスト判断も大きく土肥投手を助けてしまった。このプレーはスロー映像だと完全にセーフだった。しかし、リクエストもせず引き下がったのも大きなミスだった。秋山選手の併殺で流れがマリーンズに傾いたことで審判もそれに乗って「アウト」とコールしてしまったのだろう。こういう時こそリクエストして判定を覆してもう一度流れを引き寄せるべきなのに、佐藤友コーチはなにをしていたのか。この1点は先制の1点であり、併殺直後のプレーだったので非常に重い意味のある一点だった。今日に関しては継投よりこのリクエスト判断の方が重い意味を持つミスだった。結果このミスが打てない打線の足を引っ張り敗因に大きく貢献してしまった。

とにかく打たないと始まらないチームなので今日みたいな展開はお手上げだ。せっかくホークスが負けてくれたのにゲーム差は詰まらず6.5差でホークス3連戦。2勝1敗でも5.5差。3連勝しないと数字上も厳しくなる。3連勝など奇跡なので、いよいよチームは崖っぷちである。

・おまけ
今日はそもそも中止すべきだったのではないだろうか。雨に加えて風も酷く初回からプレーに影響するレベルだった。5回の外崎選手のエラー時には、雨に加えて9メートルの風が大きくプレーに影響した。コンディションが極端に勝敗に影響する状態は公平性の観点から大きく問題である。雨風が一層強くなった6回以降は選手の故障防止の観点からライオンズ負けで良いから中止して欲しかった。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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