リスクを上げる早めの継投という謎の采配に大差負けでの浪費。打線は実績のない投手に沈黙。優勝は赤に近い黄色信号。(2019年6月13日対ジャイアンツ観戦記)
今晩は。バンカーリングをつけたiPhoneのフィット感に感動しているtthgです。
試合の大きなポイントは2回だったと思っている。2回表制球の定まらない郭投手に一死一、二塁からジャイアンツは炭谷選手にバント指示。ここでアウトくれるのは有り難いとニヤニヤしてたら原監督お気に入りの亀井選手を外スラで見逃し三振。これはライオンズに流れが来るパターンとほくそ笑んでいたら先頭の中村選手がヒット。ここでtthg的には、イチロー選手を三連続三振に打ち取ったルーキー時代の松坂投手ばりにライオンズに流れが来たという自信が確信に変わった。しかし、流れはこなかった。栗山選手以下が三連続凡打でチェンジ。特に木村選手の完璧な当たりを岡本選手に好捕されたのが痛かった。そして4回郭投手が投げた真ん中のストレートを炭谷選手がスリーラン。この時点で負け確とは言わないが厳しい戦いになった。
それなのに、5回小川投手にスイッチ。佐野投手、マーティン投手が使えない今日、負けてなお投手を浪費する事だけは避けたいのに66球の郭投手を下げる事がそもそもリスクの高い選択だ。しかも先頭は小川投手が苦手な左打者の丸選手。案の定丸選手がヒットを打ちそれが左の阿部選手にツーランに繋がった。先頭が左の超一流の丸選手では今の小川投手はリスクが高い。郭投手を早めに変えるならここは絶対0に抑えて流れを変えなくてはならない。その役割の投手としては小川投手は適任とは言い難い。どうせ打たれるなら郭投手で打たれた方が良い。
そして、ここで6点差ついたのに、6回も小川投手は回マタギ。連投はできるだけ避けたいのになぜそこでマタギなのか。6点差なので松本直投手でも出して置けばいい。7回粟津投手が出てきて敗戦処理。これは致し方なしと思っていたら9回に連投で森脇投手。正直開いた口が塞がらん。昨日僅差でランナー有りで出した投手を連投で大差の場面で使うなんて浪費の極みである。粟津投手に最後まで行かせて高木投手や小石投手でも上げれば良いのだから粟津投手に多少負担をかけても問題ない。なのになぜ森脇投手を出すのか。
打線の方は桜井投手の気迫みなぎる投球に押されて全然ダメだった。しかし、スタミナとか全く考慮せず腕振って投げていた桜井投手は6回に明らかにボールの精度が落ち四球絡みで一死一、二塁チャンスが来る。ここで一本出ればだいぶ試合展開も変わるところだが中村選手があえなくサードゴロ併殺。桜井投手は良かったとは思うが7回0ではあまりに寂しい。せめて疲れの見えた6回に捉えて欲しかった。(桜井投手の行けるとこまで行ったるという覚悟で腕振って投げる姿は見ていて清々しかったし、覚悟を決めて投げる事で結果的に良い球がいくという良い例だった。ライオンズのストライク入らない病に罹りやすい投手は参考にすべき。)
これで2連敗。3位ホークスまで3ゲーム差。中継ぎが酷使されている中ジリジリと上位との差が広がってきた。お釣りが中でも離されるのは厳しい。これでは優勝も赤に近い黄色信号である。明日の髙橋光投手にはただ勝つだけでなく中継ぎに休養を与える投球を期待したい。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
ライオンズに関する他の人気ブログはこちら。
にほんブログ村
プロ野球に関する他の人気ブログはこちら
にほんブログ村