長期契約は選手にとって損な面もある。
今日は。昼休みにスマホで記事を書いているtthg です。
高津氏の本に関する記事はまだ続ける予定だが、今日は少し違った視点で記事を書きたい。丸選手が単年7億5年の時総額35億と言われる大型契約を結んだ。単年7億自体がすごいわけだが5年という長期契約も大きなポイントだ。選手としてはいつゲガして選手生活が終わるか分からないスポーツ選手として長く期間高給を保証してるくれる契約は有り難い話だ。しかし、同時に長期契約にはリスクも伴う。
一つは長期契約による慢心だ。メジャーを見ても長期高額契約が不良債権化してチームとして始末に困るという話は結構ある。一つの原因として、先を保証される人間のサガとしてサボりがちという面は大きいと思う。我々サラリーマンだって社長の息子とかで基本的クビがないからサボるとか、身分保障が手厚い公務員が仕事しないという話は度々耳にする。(全ての社長の息子や公務員ごサボってるとか言うつもりはない。あくまでそういう例があるという話。)明日の保証がないから今を懸命に頑張るというのは人の心理として無視できない事だ。
また、今年バファローズの中島選手と金子投手のように高額契約の長期契約の場合は年齢による劣化でチームとして残って欲しいレベルの実力はあるけど金額的に限度額以上の減俸を余儀なくされるリスクも高まる。もちろん年俸に見合う成績が残せなかった結果だから自業自得だが、税金のことを考えるといきなりどデカイ減俸は選手にとって痛いという面もある。選手にとっては年俸が高くなるとつぎの契約へのハードルが高くなるリスクは否めない。そしてそれは長期契約であればあるほど高くなる。
そう考えると少なくとも長期契約は年俸変動制や出来高のアッパーをあげるとかした方がチームだけでなく本人のためにもなると思う。単年で結果を残せないと年俸を減らされるリスクにさらされた結果自分に厳しくした結果選手寿命が伸びれば単年の年俸収支ではマイナスでも生涯年俸では得をし、長い現役生活で学んだ事が、コーチ、監督、解説者と言ったセカンドライフに大きく活きるという可能性もある。
ライオンズとしてはマネーゲームで真っ向勝負は難しいとすれば、長期契約のリスクを説明した上でアッパーの高い出来高で長期契約で勝負するという方法はあるだろう。FA獲得は難しいが引き留めには一定の効果はあるのではないだろうか。
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“長期契約は選手にとって損な面もある。” に対して2件のコメントがあります。
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この件については私の意見ですが、他球団と勝負するには複数年、しかし、正直私も複数年には反対です。それはライオンズが実証済みだから。岸の3年も10勝も挙げられず、楽天に行っても12勝したものの途中離脱ではまだまだだし、おかわり君も5年間本当に20億無駄だった気がします。彼はライオンズ一筋だっただけにもったいなかったです。究極はメヒアです。3年15億、本当に払う必要がなかった気がします
でも、これからそういう訳にはいかない。私も出来高で勝負してほしいです。そうすれば皆の士気も上がり、年俸は低い、でも出来高システムはとんでもないというようになってほしいです
今年のオリの、金子、中島は一気に下げられ自由契約となりましたが、確かに結果が出なければそうなるのも仕方がないことプロの世界ですから。複数年大型契約の怖さをつくづく知りました
秋山翔吾の複数年拒否、メジャーは決まりかなと思います。でも将来ライオンズに帰ってきて指導者の道への手形を切ってもらいたいです。反対と言いたいです。でもメジャーなら仕方ないかな?という感じです
契約更改が始まりました。活躍選手にはしっかりとした評価をして+出来高がつけばいいのですが
怪我して全く働いてないのに下がらずは世間的な風当たりも強く契約終了後に球団が必要以上に厳しく処置する必要が生じるので色々問題があります。
秋山選手については今はなかった事にして応援します。秋山選手まで居なくなるのはショックすぎるので。