ライオンズ:3
バファローズ:0
お品書き
・ 一発のある打線の魅力
・多和田の弱点
・3回裏のマリーンズ加藤のバント
・ 一発のある打線の魅力
昨日の試合は、金子と、秋山の一発で決まった試合だった。両チームとも、チャンスで一本でない展開でじれる試合だったが、良く勝てた。もちろん、タイムリーが出なかった点は反省すべきだが、ヒットの出る確率というのは、良くて3割なわけだから、そもそもタイムリーがでないというのは良くある話なのである。その試合を一発で得点して勝てるというのはチームのストロングポイントである。秋山、浅村、中村、山川と一発の期待できる打者がいるライオンズに対して、一発期待ができる打者がペーニャだけ(そのペーニャも今シーズンは一発が出ていない)のマリーンのチーム力の差がでた試合ということだろう。
多和田の弱点
完封という結果だけを見れば、多和田の好投ということなのだろうが、内容は危なかった。序盤からチャンスは作られており、たまたま、チャンスで一本でなかった。というのが本当の内容である。チャンスの数だけで言えば、マリーンズが若干勝っていた印象すらある。しかし、多和田の何が悪いのか良く分からない。ストレートは140後半、コントロールも悪くない(むしろ良い部類)、変化球も多彩。画面で見る限り、エースになってもおかしくないのに、決して打力のあるとは言えないマリーンズに打たれる。そう考えると、素人目にはわからない技術的な弱点(例えばプロから見ると明確に癖が分かる、球の出所が見やすい、スピードガンほどのスピード感がないなど)があるように思えてくる。多和田は素材は一流なので、この辺りを追及して、本当のエースになって欲しい。
・3回裏のマリーンズ加藤のバント
3回裏ノーアウト1塁でマリーンズは加藤にバントを選択した。これは敵ながら疑問のある采配だった。加藤は3割近くの打率があり、次の荻野は2割。3塁に送っても、一点で終わってしまう可能性が高い。また、ダブルプレーの可能性もなく、加藤と3番角中の打力を考えれば、二人に打たせれば、最低1点なら取れそうである。つまり、強行してもあまりリスクのない場面だった。一方、加藤が出塁すれば、大量点の可能性があった。試合は序盤であり、今のライオンズ打線は一点くらいでは全く安心できない。そう考えると、強行して大量点を狙うが正解だったように思う。
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