期待の新生今井投手の好投と粘り強い攻撃で勝利。しかし、セットアッパーとクローザーが不安。(2018年6月13日対スワローズ観戦記)
おはようございます。夜ライオンズを観戦すると興奮しすぎて眠れないので早起きして録画観戦したtthgです。
昨日は何と言ってもプロ初先発の今井投手である。6回を1失点でまとめた。140後半のストレートとスライダー、チェンジアップ(フォーク?)織り交ぜて内容も十分合格点だった。(後半に投げたカーブをもっと使えるとなお良い。)制球力は完璧ではないがピンチになっても大きく乱れることはないので安心できる。逆にいわゆる「適度に荒れて打ちにくい」状態だ。オールドファンしか分からないだろうが、若き日の渡辺SDを彷彿とさせる投球で好感が持てる。身体の線はまだまだ細くトレーニングをしっかり積めばさらにスケールアップできるだろう。(タバコなんか吸ってる場合ではない。)是非この調子で一流のエースへの道を歩んでほしい。(十亀投手と多和田投手は来年今井投手にごぼう抜きされて万年2-3番手に甘んじることのないよう危機感を持って精進すべき。)
打線も難敵ブキャナン投手相手に良く頑張っていた。打ち崩せないまでも序盤から球数を投げさせてスタミナを削り取った。4回の外崎選手の散々粘った後に放ったホームランがその象徴である。細かい話だが、この4回外崎選手とメヒア選手の連続ホームランの後二死で打席が回って来た秋山選手の打席は素晴らしかった。二死でこれから得点は望み薄の中5球連続見逃しとファウルで球数を稼いだ。最後はゴロアウトだったが、明確に意図があり次につながるアウトだった。
こうした、細かい工夫で5回までに93球投げさせたことで6回に捉えることができた。6回もチャンスで打ち気にはやるのではなく、四球を選んで押し出しで加点した。山賊打線の一番怖いところはホームランではなく「つなぎ」である。つなぎの意識が明確であれば、例え打てなくても次の攻撃へにつながる。今年たくさん見てきた展開だ。どんんなに結果が悪くてもつなぎの意識が見えるうちは希望はある。各打者はそのことを肝に銘じて「価値あるアウト」を積み重ねて欲しい。
7回ヒース投手が三凡をきめてこれですんなり勝ったならなにも言うことはないのだが、セットアッパーとクローザーが四苦八苦。特に8回のワグナー投手は炎上寸前だった。正直ワグナー投手も登板過多気味だったので松本投手や南川投手を試しても良かったように思うが、連投で彼らに託すのは厳しいというのもある。ワグナー投手も毎回完璧に抑える信頼度はまだない。増田投手は球速表示は出ていたが、空振りを取れないし制球もイマイチ。三輪選手には申し訳ないが、彼にカットされてしまうストレートには信頼をおけない。もっと縦スラを使うべきだと思う。連投はダメなことは間違いないので今日はお休みしてもらうしかない。そのためにも、敗戦処理要員(負けている展開で松本投手らが総崩れした時に増田投手を休ませるために必要)で良いから中村選手を下げて投手を一人上げて欲しい。
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