良くも悪くも今年のライオンズを象徴する試合(5/5対イーグルス観戦記)
おはようございます。勝っても勝っても不安が尽きないライオンズバカtthgです。
下記の記事に試合後のイーグルス梨田監督が「則本の時に4、5点取れば勝たないといけない 」コメントしたと伝えている。
http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20180505-OHT1T50158.html
短い一言だが、これが昨日の試合の全てを凝縮して表現している。イーグルス打線は4点取って十分仕事をしている。絶対勝てるとは言わないが、十分勝負になる展開になるはずの得点である。エース則本投手登板試合であれば尚更だ。しかし、実際は則本投手は3回ノックアウト。今のライオンズ打線は則本投手をもってしても抑えるのは困難だ。3回7失点で100球も投げさせられて降板というのは流石に想定外というべきだが、則本投手でも4点の援護でライオンズに確実に勝つというのは難しい。
打線の則本投手攻略は見事というほかない。イーグルス野手陣のミスや、際どい球を主審がボールと言う運もあったが、各打者がしっかり球を見極め、失投を確実に仕留めていた。運の後押しがなくとも早晩ノックアウトできたはずと確信できる出来だった。昨年もそうだったが、則本投手相手には特に強く、許年も連続ノックアウト。正直、ライオンズにとっては「エース」ではない。打線について、付け加えると5回と8回に加点して不安定な投手陣を援護した点も評価できる
一方、3回までに則本投手を攻略して7点取って楽勝ムードかと思いきや、3回までに多和田投手が3点取られて4点差。まだ有利だけど後半の投手に不安のあるライオンズにとっては安心できない点差。制球がイマイチで要らない四球を絡めての失点は頂けない。4.5回は何とか抑えると6回にピンチを作って降板。3回までの3失点で耐えてくれれば悪いなりに評価できるというものだが、ペゲーロ選手の前に3人ランナーを出して一発同点の場面を作って降板は頂けない。野田投手が何とか一点でしのいで事なきを得たが長打を打たれようものなら一気に僅差になってしまう。エース菊池投手の状態が不安なだけに多和田投手にかかる期待は大きいがこれでは不安が募るばかりだ。
則本投手をもってしても抑えきれない打線と、デフォルトで4点取られる投手陣という今年のライオンズを象徴する試合だった。結果勝ったのでとりあえず良しだが、主力に怪我が多発してもジワジワ浮上しているホークスの足音におびえる日々はしばらく続きそうである。
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